現在において、様々な集客方法は存在しますが、売上に繋がらなければ単なる労力と時間、コストの無駄使いに終わってしまいます。
今回は数ある集客方法紹介すると共に、関連記事を交えて解説していきます。
目次
SEO(検索エンジン最適化)
ホームページやブログなどのオウンドメディアの大半はオーガニック検索によってサイトに訪れます。
オーガニック検索つまり自然な検索によってサイトに訪れるようにするため、あなたが「ターゲットとする見込み客がが欲しがる情報やためになる情報」を「見込み客が用いて検索しそうなキーワード」を含めたタイトルや見出し、文章にして先回りしてコンテンツを作成しておかなければいけません。
見込み客が欲しがる情報=あなたがサイト内で提供する情報
に近づけるほどオーガニック検索数は増え、これを繰り返すことでコンテンツ単体のGoogleの評価は上がり、結果的なあなたのサイトが強くなります。
オウンドメディアによる集客は、即効性はないものの、構築できれば継続的な集客が見込めると共に、集客コストの削減が可能です。(自社で運用すれば、更に削減も可能)
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関連記事にも紹介しているように、「明確なターゲットの設定」「計画的なコンテンツの作成」「内部リンク、外部リンクの最適化」を行い、日々PDCAサイクルを回して、その時代、時代にしっかりと対応した対策(メンテナンス)を行えば24時間365日、あなたに代わってサイト自身があなたのサービスや商品のプロモーションやセールス、見込み客の育成など、従業員の1人、いやそれ以上の働きと収益をもたらしてくれます。
ホームページやブログの立ち上げによる制作費や微々たるランディングコストを出し惜しみ、取り入れないのは有力な集客方法の1つを放棄していると言っても過言ではありません。
サイトにかけるコストは、それの代わりに働く数人、数十人の従業員の継続的にかかる人件費と比べればかなりコストパフォーマンスは高いはずです。
しかも、サイトは有給休暇も残業代も、睡眠時間さえも要らず、黙々とあなたに利益を運んでくれる素晴らしい営業マンの1人です。
適切な方法で、的確なプランニング、臨機応変な対応力を持ってすれば、2019年、そしてこれから先も半永久的に欠かすことの出来ない集客方法です。
MEO(マップエンジン最適化)
SEOと並びこれから先、必要度が加速する集客方法MEO(マップエンジン最適化)。
MEOとは検索結果とは別枠に表示されるリスティングを作成し表示させるために最適化することを指し、Googleマイビジネスを用いて行う集客方法であり、SEOについで欠かせない集客手段の1つです。
Googleが無料で提供しているサービスで、上手く活用すれば、サイト+Googleマイビジネスの両方でGoogleの検索結果の表示も可能です。
現在、検索デイバイスのほとんどをスマホが占めています。スマホで検索キーワードを入力する傾向としては「エリア+サービス名」や「エリア+サービス名+口コミ」、「近くの〇〇」「ここから〇〇まで」などロングテール(複数のキーワードによって構成された言葉)が多くなります。
更にスマホの機能やスマートスピーカーの普及により、音声検索機能を用いての検索数が劇的に伸びており、これから先は更に注目すべきポイントとなります。
エリア+サービス名の検索に有効的なGoogleビジネスの運用は新たな集客経路の1つとして、実店舗ビジネスを展開するあなたにとって非常に効果的です。
基本的に利用料は無料(リスティング広告は有料)、アカウント取得、立ち上げから運用開始までもスピーディーにも関わらず、まだまだ取り入れていない、立ち上げたままで放置している状態が多く、これもSEOについで、重要な集客方法の1つを放棄している状態と言っても過言ではありません。
弊社繁盛マーケティングでは、「繁盛MEO」と題した、Googleマイビジネスの最適化サービス、並びに関連するサービスを展開しています。詳しくは関連記事「繁盛MEO」をご覧ください。
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Instagram(インスタグラム)
言わずと知れたSNSサービスで、画像、動画、テキストを用いてコンテンツを作成し、投稿して見込み客の集客やサービスのブランディング方法の1つです。
また、Facebookが2012年に買収して傘下となってるため、それぞれのデータを共有しての広告のアプローチが可能です。
ハッシュタグ、位置情報、ビジネスプロフィールを駆使して、Googleなどインターネット検索以外(インスタグラム内)からの見込み客へのアプローチとして主に活用します。
画像のみ(複数枚可能)、画像+動画、動画のみの投稿が可能で、それぞれハッシュタグやメンション、位置情報を付けることができるため、Instagramからのサービス、商品、店舗、ECサイトへの誘導も可能。
ビジネスジャンルによってメインともなり、サブともなる集客方法の1つです。
これまでに挙げた集客方法と同様に、アカウントを開設し、一時運用していたにも関わらず、放置したり、結果を出せないことも多く見られます。
運用の目的やターゲットの設定など一貫したプランニングを行いつつ、ハッシュタグの研究、テストを繰り返して育てていきます。
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Facebook(フェイスブック)
2004年にマーク・ザッカーバーグ、エドゥアルド・サベリンにて設立された世界最大規模のSNSであるFacebook(フェイスブック)。
Twitterの後に日本でも一気にユーザー数が加速するものの、後に傘下にするInstagramの登場、定着、米国の一部データ流出により、一時Instagramに移行するユーザーが増えたものの、ビジネスジャンルによってはまだまだ効果的な集客方法の1つです。
コンサルティング、コーチ、アドバイザー、士業などのジャンルに非常に強く、非公開フェイスブックグループによるオンラインサロンとしての利用やFacebook広告、もちろん通常のFacebookページ、個人ページの運用でも使い方、ターゲット次第では魅力的です。
また、広告の細かなターゲッティング機能は特に優れており、広告運用をメインに扱う企業も少なくありません。
Twitter(ツイッター)
2006年に設立されたSNS。全角140文字以内の文章で投稿するツイート、拡散するリツイート、アンケート機能、いいね機能など、日本では全盛期よりはマス層のアクティブユーザーは減ったものの、いまだに根強い支持を得ています。
Instagram、Facebookよりも拡散率、拡散スピードに長けており、バズる確率はまだまだ高い状況です。
ビジネス、プライベートの情報収集としてTwitterを利用するユーザーが多いのも特徴です。
Instagramと同様に、いかにあなたやサービスに関連性が高いフォロワーを増やすかがポイントとなります。
正直相互フォロー目的や、数だけのフォロワーなど見た目だけの数字は必要ありません。
YouTube(ユーチューブ)
Twitterよりも前の2005年に設立された動画配信サービスYouTube。後2006年にはGoogleに買収され、現在は傘下に入っています。
YouTubeにアップロードされた動画コンテンツはGoogleの検索結果画面に優先的に表示される他、これから展開される5G(第5世代移動通信システム)の普及により爆発的に伸びると予想されます。
「1分の動画でWEB3600ページ分の情報量を持っている」、「視覚と聴覚も使用するため記憶にも残りやすい」といった特徴を持っています。
オウンドメディアであるホームページやブログと合せて動画コンテンツを取り入れることで、これまでコツコツと時間をかけて行うSEO対策を援護、加速させるためにも取り入れるべき施策です。
すでにYouTubeの運用を取り入れている企業も多く、今後も伸び幅が多いプラットフォームと言っても過言ではないでしょう。
あなたのサービスに繋がる動画コンテンツの作成、チャンネル登録者数の増加、視聴時間の増加を中心としてYouTube内検索による上位表示(VSEO)対策をいち早く行うことで、あなたのビジネスをより加速させる可能性を十二分に秘めている押さえるべき集客方法です。
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LP(ランディングページ)
コンバージョンページとして必須であるランディングページは、リスティング広告やPPC広告のクリック先として主に用いるものです。
セールスコピーライティング、ページデザイン、コーディングを駆使し、最適化を繰り返して、見込み客の獲得からサービス、商品の販売など幅広く活用できる集客に必須の方法です。
ランディングページ作成を最適化を繰り返し、あなたの満足する数字(販売金額、広告コスト、各種確率)に満たせば、あとは広告費を増やして流し続けることで半永久的に売上の自動化を図ることができます。
また、ホームページ、ブログ、SNSと組み合わせて運用するため、掛け合わせて売上を伸ばす方法の1つとして挙げられます。
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LINE公式アカウント
LINE@のサービス統合により、呼び名だけでなく、機能面、プランもアップデートしたLINE公式アカウント。
見込み客の獲得、リードナーチャリング、顧客のリピート対策、メールマーケティングなどターゲット、運用の目的によって幅広く活用できる今や必須の集客方法の1つです。
無料アカウントから始め、会員数の増加に応じて料金プランを変えて運用すれば、ランニングコストも上手く抑えることができます。
リッチメニュー、リッチメッセージ、キーワード応答、アンケートなど機能を使いこなせば、低コストでマーケティングの仕組みを構築することも可能です。
オンライン、オフライン(店頭、店内)で登録者数を伸ばしつつ、計画的且つ魅力的な運用のプランニングを図り、定期的なアプローチ(リッチメニュー、リッチメッセージ)を繰り返していくことが大切です。
SNSの運用と同様に、ただ数字だけの登録者数は必要ありません。「登録者=ファン」となるようにリードナーチャリングを絡めながら、運用していきましょう。
弊社繁盛マーケティングでは「LINE公式アカウント立ち上げ&運用サポートパック」というサービスを展開しています。LINE公式アカウントの導入をご検討の方、並びに、マーケティング担当者が不在の方で、運用を任せたいとお考えの方は下記関連記事をご覧ください。
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ポータルサイト
飲食店であれば、食べログやホットペッパーグルメ、近年良質なユーザーの増加が著しいRetty(レッティ)、美容院やネイルサロンのホットペッパービューティ、その他マッサージ系のEPARKなど様々なポータルサイトがあります。
設立して間もない実店舗ビジネスの集客方法の1つとして活用している方も多いでしょう。しかし、競合が多いエリアの場合、上位プランを利用していても、コストがかさむばかりで利益を圧迫するケースもあります。
さらに、依存し続けることで、自社による集客スキルが成長せず、いつまでたっても抜け出すことができない負のサイクルに陥るデメリットもあります。
また、リピート率が低い客層、プロパーでは売れないといった状況にもなりやすく、あくまでも集客経路の1つとして利用し、他の方法で自社集客に注力する方が良いかいと思います。
先述したように、GoogleマイビジネスのMEO対策をしっかり行い、3位以内に表示することができれば、無理してまでポータルサイトを契約し続けなくてもと切り替える方も多く見られます。
関連記事>>食べログVSぐるなび 飲食店の集客に役立つポータルサイト料金・機能比較
チラシ
ひと昔前の集客方法と捉える方も多そうですが、業種やターゲットによってはまだまだ効果的な集客方法です。
「以前大量に出してはみたものの全く反応がなかった」方の多くは、そもそも、チラシを作る段階の時点の下準備が疎かな状態が見られます。
チラシに限らず言えることですが、チラシの目的やターゲットの設定、ターゲットの心理状況やエリアのリサーチ、オファー内容、提案内容など注力すべき点は多くあります。
クライアントの事例として、都心から離れたエリアに美容院を2店舗構えており、ポータルサイトとリスティング広告、SNS広告を使用して、集客していたものの、ほとんど利益が出ていない状況から、集客を利プランニングし、ポスティング、折り込み広告に変えてからは着々と売上を伸ばし、しかも良質な顧客が増加する結果も出ています。
やり方次第では、このようにこれまで行っていた施策を上回る場合も少なくはありません。
DM(ダイレクトメール)
DM(ダイレクトメール)はチラシと並び、オフラインでの集客方法の1つですが、DMの内容や送付のタイミング、回数、ティザーなどを工夫しすれば、特にリピート対策として活用できます。
ジャンルやマーケティングの方針によっては、オンライン、オフラインの双方からアプローチする際にDMを使用する場合も少なくはありません。
チラシと似ている点として「ターゲット層とジャンル」によってかなり成果は変わります。
ニュースレター
ニュースレターは顧客の信頼性、関係性を高める為に用いる集客方法です。
ニュースレター、つまり会報誌の役割を果たすツールであり、セールスは極力行わなず、間接的に集客します。
主にお店の話題や新着情報、自己開示(スタッフの紹介)、企業理念やこだわりなどを記載します。
ポイントとして、あくまでも信頼関係を構築するためのツールとして使用することです。セールスレターがある場合は別途送付するなど分けて方がより効果的です。
関連記事>>客様の信頼関係を強めるニュースレターの書き方
紹介
紹介は間接的に集客する方法として活用する施策です。
既存の顧客全員に紹介してもらうのは、あまりオススメしません。なぜなら、「上位の顧客」からの紹介の方が、より良いお客様連れてくる確率が圧倒的に高いからです。
繰り返し何度もあなたの商品やサービスを購入している顧客(店によってランク付けしているなら上位の客層)は、すでにその商品やサービスの良さを知っており、気に入っている状態です。
また、お客様によっては働いているスタッフも気に入っている場合もあるでしょう。
上位の顧客はもはや、あなたやスタッフに変わる営業マンです。「〇〇にある◇◇という店の☆☆は良い」高い評価を添えて、家族や友人などに紹介してくれます。
更には、自身のSNSでも勧めてくれる場合もあり、オフラインに止まらず、オンライン上でも効果を発揮する集客方法です。
口コミ
紹介と近い位置にある口コミも立派な集客方法の1つです。
すでにサービスを利用した感想を身近な人から他人にまで公表し、それを見た見込み客が参考にしてあなたの商品やサービスを検討する機会を与えます。
ポジティブ、ネガティブな口コミは営業、販売期間が長い程、自ずと増えてきますが、一喜一憂するのではなく、これからの営業に役立てるのが先決です。
自然に書いてもらえるのであれば、それで良いですが、オンライン上の口コミは、口コミしてもらえるように促す努力や工夫も怠らず行いましょう。
蓄積した口コミはホームページやランディングページに公開し、見込み客へ信頼性を与える武器として利用することをお勧めします。
ジョイントベンチャー
ジョイントベンチャーとは、ここではあなたとは異なるジャンルのサービスを持つ会社や店と協力し、宣伝することを指します。(他にも複数の企業が共同して新事業を立ち上げることも指しますが、今回はそれとは違う意味を指しています。)
それぞれ、もしくは一方の顧客へ、もう一方のサービスのセールスや紹介をしてもらい、違う場所(ジャンル)からあなたのサービスにきゅみを持ってもらい、集客する方法です。
他社の個人情報を扱いますので、契約時にしっかり線引きすること、現在提示しているプライバシーポリシーをもう一度確認すること、先方の個人情報は必ず、先方が取り扱うことが重要です。
実店舗の売上を上げるための集客
複数利用して集客チャネルの拡大を行うことで、今後もし、通用しなくなる集客方法が出てきたとしてもリスクを分散することができます。
実店舗の売上を上げるための集客方法はこのようにたくさんありますが、まず行うべきことは「自社のことを良く知る」ことです。
闇雲に色々と試すのではなく、自社の分析をしっかり行い、強み、弱みを理解することが先決です。そして他社を知り、顧客を知り、計画を立てて、集客に挑む。
これが売上を上げるための近道にもなります。
一日でも早く、あなたの元へたくさんのお客様が訪れるように、繁盛マーケティングは全力でサポート致します。