実店舗ビジネス、ネットビジネス、飲食店や美容院、マッサーサロン、治療院、士業などどのジャンルの業種であれ、いまやホームページを持つことは必要不可欠です。
ホームページの必要性、重要性を理解していない方の中には「ポータルサイトやSNSだけで集客するから充分だ」と言う方もいます。
コンサルタントの中にもSNSだけ、広告だけに注力するようなアドバイスを行う方もいるようですが、この状態は自らビジネス、マーケティングの本質を疎かにしていると言っても過言ではありません。
もちろん、過去や現在ホームページを開設していて集客出来なかったため、そう考える方もいることでしょう。
今回はなぜホームページを持つべきなのか、なせホームぺージで集客できていないのかについて解説します。
そもそもホームページの役割はきちんと理解して頂けているでしょうか。ホームページの役割を正しく理解していれば、集客できない、ホームページは必要ないなどど思うことは少なくともなくなるはずです。
ではホームページに役割とは一体どのようなものなのでしょうか。
目次
ホームページの役割とは
ただきちんとしたものを持っていた方がよいというような軽い理由ではありません。ホームページを開設し、正しく運用することであなたの元へ見込み客や顧客を24時間365日集客し続けることが可能になります。
ホームページにはいくつもの役割を果たします。
- あなたの会社や店はどのようなものなのかを伝える役割
- あなたのサービス(商品)の魅力を伝える役割
- 各広告やSNSとの連携しマーケティング力、集客力を高める役割
などのようなブランディングからマーケティング、集客までを24時間365日常に日本中、世界中に伝える「核」の役割を果たします。
もしホームページがなければ広告コストはかさみ、SNSの運用の手間や時間もかさむだけに止まらず、メリットである相乗効果さえも失っている状態です。
広告や各SNSで初めてあなたのサービスや商品を目にし、興味を持った消費者の次の行動は「会社名(店名)やサービス名での検索」をします。
これは以前よりも若干興味を持った購買心理の中で、「更に詳しく知りたい」「他にはどんなサービスをしているのだろうか」「この会社や店は怪しくない所なのか」などが働き、行動に移すわけです。
会社の概要、企業理念から取り扱っているサービス(商品)、これまでの実績などあなたの会社やサービスがどういったものなのか一目で伝わるホームページを構えていることで、興味や信頼を得ることができます。
人間と違って睡眠や食事をとることなく24時間365日、インターネットの環境さえあれば常に宣伝してくれるとても優秀な営業マンなのです。
しかも、開設時のコストやSEO対策、ページの更新に手間はかかるものの、実際人間の営業マンの人件費と比べてもコストパフォーマンスは高いばかりとメリットの方が大きく上回ります。
冒頭でもお伝えしたような「ポータルサイトやSNSだけで集客するから充分だ」と言うホームページの必要性、重要性を理解していない方はこの魅力を理解していないのでしょう。
または、現時点でホームページを上手く活用できていないのではないでしょうか。
ホームページで集客できない場合の原因と改善方法
ホームページで集客できない場合の根本的な原因は大きく2つあります。
- 内容はよいもののPV(アクセス)を増やすことができず、ほとんど見られていないホームページ
- PV(アクセス)は良いもののCV率(予約やお問い合わせ)が低いホームページ
もしくはこれら両方です。
コンテンツ内容は良いがPVが少ないホームページの原因と改善方法
コンテンツ内容は良いもののPVが少ないホームぺージの原因はズバリ「SEO対策」です。
いくらサービスや商品の魅力が伝わる良いコンテンツを展開していたとしても肝心な閲覧する人が少なければ、その良さが伝わる可能性は低くなります。
検索時にSEOの本質と上位表示されるルールを理解すると共に改善をしていかなければいけません。
①タイトルのキーワードを再選定
また、あなたが地域ビジネスを展開しているのであればホームページのタイトルにエリア名が入っているかを必ずチェックしてください。(〇〇×焼き鳥屋 〇〇×ネイルサロン 〇〇×法律事務所など)
その際、特に競合が多い場合はよりエリアを狭くして戦う方法もあることを考慮しましょう。
文字数が少ない会社名(ホームページ名)であればタイトルにキャッチコピーを入れることお勧めします。(〇〇の縮毛矯正美容室◇◇ 〇〇で遺産相続なら◇◇法律事務所など)
長い場合や他に注力したいキーワードがあるのであればサブタイトルに入れるなど、状況に応じて使い分けましょう。
これにより、〇〇のエリアでサービスを検索する際にヒットしやすく、一目で何の会社、サービスかを検索ユーザー、Google共に伝えるためです。
②ホームページを強くするためのコンテンツの増加
現在では日本だけでも数多くの同業他社が存在します。その中でもいかに検索結果の上位に表示させるかが課題です。
ホームページをよりSEOに強くするための縁の下の力持ち的な役割を果たすのが、関連するコンテンツを増やすことです。
「ブログコンテンツ」と「動画コンテンツ」は現在でも有効的なコンテンツとして挙げられます。
関連するコンテンツをただ増やせば良いというわけではありません。あなたのサービスを欲しがるユーザーはどんなキーワードで検索し、どんな情報を欲しがっているか、そしてそれらをコンテンツのタイトルキーワード、見出し、テキストに反映しなければいけません。
よりホームページ全体をSEOに強くし、PVを集めるために定期的にPDCAサイクルを回すことも大切です。
上記関連記事もしっかり目を通して理解した上で、コンテンツを作成し、SEO対策を行いましょう。
PV(アクセス)は良いもののCV率(予約やお問い合わせ)が低いホームページの原因と改善方法
PVはある程度あるにも関わらず、コンバージョン率が著しく低い場合は「サイト設計」に問題があります。
- 検索してたどり着いた少なからず他の人よりは興味、関心度が高いユーザーにとってホームページの内容が有益でない、もしくはわかりにくい
- コンテンツは満足いくものの、動線の設計が宜しくない
「予約する」や「電話をかける」「資料を請求する」などそれぞれのホームページの目的として掲げるコンバージョンは異なれど、コンバージョンが低い場合は、サイトの設計自体を見直していかなければいけません。
①トップページ・下層ページのコンテンツを見直す
特にあなたのサービス名や会社名で検索したユーザーがまずたどり着くのはトップページです。
検索ユーザーがあなたのホームページにたどり着いた際に、あなたのサービス内容とこだわり、他社との違い、実績など、購入を検討する際の判断材料はわかりやすいデザインに落とし込んでいるでしょうか。
魅力的なキャッチコピーとサービスの概要、こだわりをトップページで表現しておくことが大切です。
また、更に詳しく下層ページで解説する場合にユーザーの目に触れやすい位置に設置しているか確認しましょう。
②コンバージョンの内容と位置を見直す
次にあなたのホームページの目的を明確にしたうえでコンバージョンの内容をもう一度見直します。
ブランディング、プロモーションのためのホームページであれば、ホームページ上で役割を果たしますが、もしあなたのホームページを通じてマーケティングを行う場合にはもちろんコンバージョンを設定しなければいけません。
更に、業種によって若干変動しますがBtoCの場合はスマホページの割合が高く、BtoBの場合はPCページの割合が高くなる傾向が強く出ます。
電話する、WEB予約する、メールでお問い合わせ、資料請求ダウンロードなど定めたコンバージョンのボタンの位置が適切であるかをチェックしましょう。
改善後はGoogleアナリティクスで検証できるように、イベントリンクの作成、設定を行うのがベストです。
改善して終わりではなくより成果の出るホームページに育てることがホームページ運用のキーポイントとなります。
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