近年の美容・健康ブームにより、大手チェーン店から個人経営のエステサロンに独立する方が増えています。
夢のエステサロン開業して、独立を果たすことができても、「思うように集客できない…」「売上アップに繋がらない…」と悩んでいる経営者は多いです。
エステサロンは、開業よりも継続することの方が難しいと言われています。
実際に、開業してから1年以内に閉店してしまうサロンが全体の60%というデータもあるのです。
そこで今回は、夢のエステサロン開業を果たしたあとに、スムーズに集客して売上アップできる5つの方法をご紹介します。
「フリーペーパーで集客しても売上げが上がらない」「毎月反応が下がっている」「ホームページから予約が来ない」とお悩みの経営者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
エステサロンの集客アップのポイント
エステサロンを自宅で開業して売上アップを狙うためには、集客が大きなポイントになります。
エステサロンは競合が多い業界ですから、サロンの存在をアピールすることが大切です。
そもそもサロンの存在感が認知されていなければ、お客様は見つけることができませんので、当然ながら売上アップには繋がりません。
エステサロンは、技術やサービスを提供するため、文章などで伝えることが難しく、差別化が難しいと言えます。
そのため、積極的に広告やSNSを利用してお客様に自身のサロンが目につくようにアピールしていきましょう。
では、エステサロンの自宅開業の売上アップに繋がる5つの方法をご紹介します。
夢・理想の未来を明確化する
エステサロンを開業して一番初めに行うべきことは、夢や理想の未来、将来を明確化することです。
3年後の理想の未来はどういう姿になっているのか、何のためにエステティシャンをしているのか、を明確にすることでゴールに近づきやすくなるのです。
目的が曖昧のままエステサロンを経営していると、方向性がわからなくなり、サロンの魅力をアピールすることが難しくなります。
エステサロンを自宅開業すると、機材やメニューの準備で忙しくなり、夢を明確化するのは後回しにされがちです。
しかし、何のためにエステサロンを開業したのか、理想の将来像がはっきりしていれば、
経営に迷うことなく突き進めるようになります。
ペルソナの明確化する
エステサロンと一口に言っても、ターゲットにするお客様はエステサロンによって異なります。
自宅でエステサロンを開業したら、ターゲットにするお客様、ペルソナを細かく設定することが大切です。
ペルソナとは理想のお客さん像のことを言い、かなり具体的に絞り込み、架空の人物を想定するようにしてください。
【ペルソナの設定項目】
・名前 (仮)
・年齢
・性別
・家族構成
・最終学歴
・会社名
・業種、業界
・仕事内容
・役職
・年収
・1日のスケジュール
・悩んでいること
【ペルソナの例】
金融機関に勤めている27歳の独身女性ナツコは、家族4人と同居している。週末は食べ歩きや小旅行することが趣味で、最近3キロ太ったことが気になっている。年収は300万円以上あるので、美容にお金をかけることも多い。結婚も考えているのでキレイに痩せて肌もキレイになりたいと思っている。
このように、架空の人物を設定することで、その人が何を求めているのか、どう営業すればよいのかはっきり見えてくるはずです。
エステサロンの場合は、ペルソナのイメージにあった写真なども選ぶと効果的ですので試してみてください。
エステサロンの集客するポイント
エステサロンの売上アップには、まず効率的に集客することが先決です。
的確な宣伝・広告を行えば、ターゲットとなる客層に認知してもらうことができて、売上アップに繋がります。
また、エステサロンは競合店が多いので、他のサロンにはないサービスの提供をアピールして目立つことが大切です。
ホームページで集客する
エステサロンのホームページには、さまざまな情報やサービスが掲載されていますが、何を重視すれば良いでしょうか?
ホームページから上手く集客するためには、
「エステに行きたい」と思っている顧客に対して、必要な情報を明確に伝えることが大切です。
ホームページでは、店舗へのアクセスや施術メニュー、サービス内容、料金などの基本的な情報はもちろん大切ですが、一番目を引くのは施術事例です。
エステサロンの場合は、施術事例を写真で伝えると言葉で伝えるよりもわかりやすいです。
「このエステサロンにはどんなサービスがあるのだろう」と思っている潜在顧客に向けて
わかりやすく提案することができます。
痩身やマッサージの場合、「ビフォー・アフターの写真」を掲載しているお店は多いですが、それは明確にサービスをアピールできるからです。
そして、潜在顧客は、口コミを頼りにお店を決定する傾向にあるため、集客力をアップするには口コミも欠かせません。
ビフォーアフターの写真に加えて「お客様の声(口コミ)」も掲載すると、宣伝効果をアップさせることができます。
ホームページは、パソコンとスマートフォンの両方見やすく作ることも心がけましょう。
ポスティングとフリーペーパーを利用する
大手エステサロンであれば、テレビCMや新聞、雑誌の広告など多数のメディアで広告を展開することができます。
しかし、自宅開業のエステサロンには、広告費が高すぎるため、効率的な広告とは言えません。
地元の客層をターゲットにしている場合は、近隣の住宅にチラシをポスティングするという方法も効果的です。
ポスティング広告100枚中1~2名の来店があると言われていますので、印刷とポスティングをコツコツ行うことで成果が現れます。
また、エステサロンと相性が良い広告方法は、ホットペッパーなどのフリーペーパーへ掲載するというやり方も効果的です。
フリーペーパーへの広告費も数万円程度から利用できて、宣伝効果は大きいのがメリット。
初回価格のクーポン目当ての来店が多くても、それをリピーターに繋げる魅力的なメニュー・サービスを用意してください。
スタッフの技術と接客スキルを上げる
エステサロンは、スキルを高めて努力を続けることで継続的にリピーターを獲得することができます。
当然ながら、どんなに広告をしても技術力のないエステサロンに固定客は見込めません。
初めて来店するお客様の顧客満足度をいかにアップさせることがリピーターの増加につながります。
口コミ評判が広がると、来店客がさらに増えて売上アップにつながりやすくなります。
エステ業界は常に新しい技術が生まれるため、最新の技術を習得していきながら、顧客満足度アップを図りましょう。
SNSで情報発信する
エステサロンを利用する20~30代の人は、SNSによる情報発信で集客が期待できます。
インスタグラムやフェイスブック、ツイッターといったSNSは、最新の情報をいち早く知らせすることができます。
SNSは無料で登録できるためコストパフォーマンスに優れた宣伝となるのがメリット。
そして、集客・売上を伸ばすために、他店にはないサービスをSNSで発信しましょう。
店内の様子や美容に関する情報を組み合わせれば、話題性を呼ぶことができて、他社との競合が避けられ、集客・売上アップが期待できます。
認知を広めるには、SNSの他にもペルソナがよく利用しているサービスでのアピールが効果的です。
例えば、エステサロンやヘアサロンをよく利用する若年層の多くは美容ポータルサイトを利用して情報をチェックしています。
「ビューティーパーク」「ホットペッパービューティー」といった美容系ポータルサイトへの登録もオススメです。
サービスの価格や比較、キャンペーン情報の比較を簡単に行えるので、利用者は非常に多いため効果的です。
口コミが載せられるサイトを選び、サロンの雰囲気や評判などをしっかり伝えられるようにしましょう。
エステサロンの売上アップのまとめ
エステサロンの売上をアップするためには、自分のエステサロンにあった集客方法をすることです。
そのため、エステサロンのコンセプトを明確にして、ターゲットのユーザーに合わせたサービスを提供することが大切です。
リピート率をアップして売上げを安定化させるためにお礼状、ウェルカムカードの徹底も忘れないようにしましょう。
今回ご紹介した5つの方法を実践して、ぜひエステサロンの売上アップを効率的に図りましょう。
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