商品告知・イベント開催・集客のツールとしても人気のInstagram。
「いろんな人に見て欲しい!」「商品やお店に興味を持って欲しい!」と思う気持ちはあるものの、上手く使いこなせない…と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?SNSは気軽に、短い時間でたくさんの情報を手に入れることができる為、仕事育児に忙しい20~30代にとって貴重な情報収入源となっています。上手くビジネスアカウントを利用できれば、無料で大きな告知効果を得ることができる、広報に欠かせないアイテムとなります!
今回は、特に20代~30代の人が見たくなるような、ビジネスアカウント運営のコツをお教えします!
実際にこのコツを反映させながらInstagramアカウントを運営した結果、1年半で8500フォロワーを増加させた、元人気アカウント運営者がInstagram運営のコツをご紹介します。
目次
1.投稿数5,000以上のハッシュタグをつける
投稿文章につけることができる「ハッシュタグ」。興味のある事柄についての投稿ををまとめて見ることができたり、趣味・関心の似たユーザー同士を探すことができる機能です。
#(ハッシュマーク)の後にキーワードをつけるだけで作れます。投稿された文章内のハッシュタグをクリックすると、同じキーワードが記載された投稿を瞬時に検索することができます。
▼例… #イベント情報 →何か出掛けるきっかけを探している・イベントに出店参加したい・これからイベント企画を起こしたい人が見ることが多い
Instagramは、『投稿の検索は、ハッシュタグからしかできない』という特徴があります。そのため、他のSNS比べてハッシュタグの存在意義がとても大きいのです。
自分の投稿・ブランドを写真で魅せるのがInstagramの特徴ですが、ただ写真を載せるだけだと見る人がいないのは意味がありません。画像に合うハッシュタグを使うことにより、投稿に興味のあるユーザーへきちんとアプローチ出来るようになります。
①人気・流行のハッシュタグの見つけ方
投稿数の多いハッシュタグほど、多くの人が閲覧します。人気のハッシュタグをつけることで、より投稿が人目に触れる機会も増えます。
投稿数5,000以上の人気ハッシュタグは、たった2ステップで見つけることができます!まずは検索画面で、投稿にまつわる単語を打ち込みます。
すると、「その単語を含んだハッシュタグ+投稿数」が一覧で表示されます。1つの単語でも、「漢字・ひらがな・カタカナ・英語」に打ち替えるだけで、より多い投稿数のハッシュタグが見つけられることもあります。
また、最近の流行ハッシュタグは『~すたぐらむ / ~gram』(子育てぐらむ、ねこすたぐらむ、studygram、食べスタグラム…)
※単語 + “インスタグラム”を組み合わせた造語で、Instagram内で10~30代女性に人気のあるハッシュタグです。
また、ハッシュタグ検索画面に表示される「関連」も要チェックです!その言葉に関連した人気ハッシュタグを、自動的に表示してくれます。
自分でオリジナルのハッシュタグを作ることもできますが、オリジナルハッシュタグばかりだと投稿数が少なく、ユーザーに投稿を見つけてもらう確率はぐんと下がります。
②ハッシュタグは最大30個まで
たくさんの人に投稿を見て欲しい!と思う気持ちから、より多くのハッシュタグをつけたくなります。…が、「1投稿につき、最大30個まで」のハッシュタグしかつけることができません!
※30個以上のハッシュタグをつけた状態で投稿すると、投稿文章が全て消え、写真のみ状態で投稿されてしまいます!ご注意を!
「投稿」をクリックすると…
▼ ▼
1度投稿した内容を編集した際、「変更の保存中にエラーが発生しました」と画面上部に出て、保存出来ないことがあります。※その場合、30個以上のハッシュタグがついているのが原因です。ハッシュタグ数を減らすと、投稿が保存出来るようになります。
③ハッシュタグのコツは「地域・モチーフ・対象者」
30個までの制限の中で、より多くの人に投稿を届ける為には「幅広い種類のハッシュタグを取り入れる」ことがポイントです。
- 投稿画像に関連する言葉を挙げる
- ハッシュタグ検索
- 投稿数の多いハッシュタグを選んでつける
これだけで、投稿内容に興味のある人に見つけてもらえる確率がぐーーんっと上がります。
それでもどんなハッシュタグを付けていいか悩む!という方は『地域・モチーフ・対象者』、このカテゴリーに着目しましょう。この3つのカテゴリーは、ユーザーが検索する際によく調べる項目です。
例えば、こちら画像につけるハッシュタグを考えるとするならば…
▼地域
関東・都内・AfternoonTea・ルミネ池袋・東京カフェ…
▼モチーフ
おしゃれカフェ・アフタヌーンティー・3時のおやつ・スイーツ好きな人と繋がりたい…
▼対象者
彼氏・デート中・おでかけ・カフェ好き…
④ハッシュタグは10個を目安に付ける
また、ハッシュタグをつけすぎてツイートすると嫌がられるTwitterと違い、ハッシュタグをつけて投稿するのが当たり前になっているInstagram。
みんなに投稿を見てもらいたい!と、30個のハッシュタグをつけたい気持ちも出ます…が、最近は『10個前後のハッシュタグをつけるのがスタンダード』になっています。
2.投稿写真のコツは、規則性&分かりやすさ
綺麗でおしゃれ、統一感のある写真ほど人目を引きますが、なかなかそんな写真ばかり用意するのは難しいもの。
おすすめ商品・お店の紹介・セール告知など、いろいろな発信をしたいアカウントほど、掲載写真に悩むことが多いです。そんなビジネスアカウントにオススメなのは、画像や投稿文に規則性を持たせることです!
①「ブランドデザインの指標」をあらかじめ決めよう
・色傾向(暖色/寒色/モノクロ/カラフル)
・フォント(明朝体・丸文字・手書き風)
・文字量(多め/少なめ/無し)
・使う加工アプリ・フィルター
この4点を決めておくだけで、『ブランドデザインの指標』が確立され、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。ある程度の規則性を作ることで、ユーザーが見やすいと感じる、印象的なページになりやすいです。
②ぱっと見・メインモチーフ・分かりやすく
商品紹介やセール情報など、どんな情報発信をする際にも一貫したいのが「言葉で伝えなくても、メインモチーフが何か分かりやすい画像」を投稿することです。
ネット検索と同じように、調べた言葉と関係の薄い画像はあまりクリックされません。なので、検索して画像を見た時、「自分の求めている情報が載っていそう」という印象を与えることが大切です!
○背景をシンプルにして、メインモチーフだけを映す
○文字で大きく情報を見せる(セールやイベント告知におすすめ)
×1つの画像に、複数のモチーフを詰め込んでいる
×ハッシュタグ・投稿文に関係ない画像
×画像が暗い・見づらい
×日常生活感が強く、背景がごちゃごちゃしている
3.お客様の投稿にコメントを残す
自社商品を購入した報告をしていたり、自社にまつわる事を投稿してくれたりする方がいらっしゃいます。
「商品買った!」「お店に行った!」というポジティブな投稿を見かけた際には、お客様へのアフターフォローを兼ねて、お礼の一言をお伝えするのがおすすめです!
そのような投稿は、下記の方法から見つけることができます。
- 自社製品名、社名、キャッチコピーのハッシュタグで調べる
- 投稿にタグ付けされている
※誰かにタグ付け投稿をされると、自分のアカウントにお知らせ通知が来るので、「誰に・どの投稿でタグ付けされたのか」が分かります
コメントを残す際は、販促・要求などをせず、「お礼・投稿写真の感想」などを、ポジティブで簡潔に記載するのが◎
▼例
『この度はご来店ありがとうございました!とってもお洒落で、素敵な雰囲気のお写真ですね^^』
4.お客様投稿をリポスト紹介
投稿写真がお洒落だったり、褒めてくれているポジティブな投稿だったりする際は、投稿主の許可を取った上で、ぜひ自分のアカウントでも紹介しましょう!
①リポスト紹介の手順
・お客様にリポスト紹介の許可を得る
▼例「この度はご購入ありがとうございました!とっても素敵な雰囲気のお写真ですね♪ぜひ「素敵なお客様投稿」としてリポストでご紹介させていただけないでしょうか?^^」
・リポスト専用のアプリを使い、お客様の投稿を引用投稿する
・投稿文に「お客様の投稿をリポストしている旨 + コメント」を付ける
▼例「【お客様の素敵な投稿】お店の看板を背景に、とってもフォトジェニックなお写真を投稿してくださったお客様の、嬉しい投稿をご紹介します!みんなも真似して撮りたくなるような、素敵なお写真ですね!
@(お客様のアカウント名)様、ありがとうございました!」
・お客様に、DMにてリポスト紹介の報告をする
▼例「お世話になっております、○○です。先ほど、リポストにてご投稿を弊社アカウントにて紹介させていただきました!この度は素敵なご投稿、ありがとうございました!」
③リポスト専用のおすすめアプリ
▼Photo Around
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.around_t.photoaround&hl=ja
こちらのアプリは操作がしやすく、使いやすいシンプルな機能が特徴です。インスタ運営初心者の方にも、扱いやすくおすすめです!
5.投稿文の基本は「5W1H」
お店やイベントの告知をする際、「場所や店名は、プロフィールに飛べばわかるから大丈夫!」と、投稿文章内にお店・イベントの基本情報を入れていない場合をよく見かけます。
が!
実際に投稿を見た人が、プロフィールページまで飛んでくれる確率は1/4程度!投稿文章に場所・時間・店名などの基本情報も入れた方が、より興味のある人を引き込むことができます。
<投稿文章にいれるべき基本情報>
1) Who(だれが)…イベントの対象年齢、商品のおすすめ対象者
2) When(いつ)…イベントの開催日時、お店の営業時間
3) Where(どこで)…イベントの開催場所、お店の住所
4) What(なにを)…告知したいメイン内容
5) Why(なぜ)…参加者募集、集客、セール開催など
6) How(どのように)…イベントの参加方法(予約方法など)、クーポン利用の仕方など
5W1Hを取り入れることで、より明確で、見る人に伝わりやすい投稿文になります。投稿文を見て興味を持ってくれると、プロフィールページに飛んで、HPを見て、顧客になってくれる可能性もぐんと上がります!
6.まとめ
- ①文章も画像も、伝えたいことをシンプルに表現する
- ハッシュタグは10〜30個、投稿件数の多いものを選ぶ
- 『ブランドデザインの指標』をあらかじめ決めてから運用する
- 投稿文章内に、場所や店名も記載する
- お客様のリポスト紹介も、大切な広報につながる
繁盛マーケティングでは、「Instagram運用のプロが、お店の代わりにアカウントを運営する」というサービスも展開しています。
- Instagram運用が初めてだから、スタートアップを手伝って欲しい
- どんな風にSNS投稿をしていいか分からない
- 実際SNSを盛り上げてきたプロに、アドバイスをもらいたい
といったご相談も受け付けています!
WEB初心者のためのInstagramハッシュタグのメモ帳
- できるだけキレイな画像を撮って、投稿しているが運用のコツがイマイチわかっていない
- ずいぶん前にアカウントを設立したものの、フォロワーすら増えていない
- Instagramからの来店を目的としているが、ほとんど来ていない
Instagramハッシュタグのメモ帳とは、Instagramのハッシュタグの重要性と基本的なハッシュタグの使い方を学びながら、実際にボリュームの多いハッシュタグをまとめた無料レポートです。