SEOに効果的なブログのリライト方法を身に付け集客できる記事へ

seo ブログ リライト
投稿日:2020年3月9日 | 最終更新日:2020年3月9日

ブログの記事でアクセスを集め、サービスや商品の購入、予約、ブランディングなど、あなたの売上に貢献させるいわゆるコンテンツマーケティングの1種。

ブログ集客はキーワードプランニング、ライティング、状況に応じたリライトなど、人件費、製作時間などの労力はかかるものの、上位表示されればそこからサービスの購入やブランディングに繋がる可能性は高く、しかも長期的にあなたに利益をもたらします。

今回は、これまでたくさん記事を制作しているものの、PVが増えない方のためにSEOに効果的なリライト方法を解説します。

目次

ブログのリライトとは書き加える・書き直すこと

まずは今記事の主題である「ブログのリライト」はそもそもどういったものを指すのでしょうか。

ブログのリライトとは、「書き換える」「書き加える」「書き直す」、「画像の差し替え」など、すでに執筆している内容に新たに刷新することを指します。

つまり、これまであまり成果が出なかった記事をリライトすることで蘇らせる作業です。

ブログのリライトによるSEO効果

ブログをリライトすることで、以下の様なSEO効果が見込めます。

  • リライト前と比較しGoogleの検索順位の上昇
  • リライト前と比較しGoogleの検索順位の下落

ご覧の様にうまくいけば検索順位が上がり、その分ユーザーの目に留まる機会が増えるためPVの増加、それに比例してコンバージョン率の増加が見込めますが、反対にリライトを失敗すれば、検索順位は下落し、サイト全体のPVにも影響を及ぼす可能性もあります。

また、状況によっては順位変動がない(順位が変わらない)場合もあります。

ブログのリライトによる検索順位が上がる場合(成功)

まずリライトすることで検索順位が上がる場合からみていきましょう。

コンテンツの本質は「ユーザーファースト」、これに尽きます。

例え魅力的な記事タイトルと付けたとしても、タイトルの内容の不一致ではせっかく訪れたユーザーも途中で離脱する可能性が高いだけでなく、そもそもタイトルと中身が不一致であればGoogleの評価も低く、検索結果の上位に表示されるおことはありません。

ユーザーファーストな記事、つまり検索するユーザーにとって有益(満足する)内容であることです。

そのため、リライトして既存の内容よりも、より有益な情報にしなければいけません。

ブログのリライトによる検索順位が下がる場合(失敗)

一方、リライトしたことで検索順位が下がってしまう場合はどうでしょう。

リライトによる検索順位が下がる原因のいくつかは

  • リライトしたことで検索クエリ(検索キーワード)と内容が伴わなくなる(検索クエリとの整合性が低くなる)
  • リライトしたことで文脈がおかしくなり、読みづらい、見にくい、流れが不自然
  • 無理に共起語、キーワードを詰め込み過ぎてGoogleのガイドラインに違反してしまう

これらのようなことが挙げられます。

検索順位を上げようと行ったリライトも正しく行わないことで、かえって検索順位を下げてしまいます。

ブログをリライトする手順と方法

ブログ リライト

検索順位が上がる場合、下がる場合が理解できたら、早速ブログをリライトしてきましょう。

この項目ではリライトの手順(流れ)に沿って準備していきます。

リライトの流れ

  1. 検索順位が低い記事を選定する
  2. 重複コンテンツがないかブログ内を分析する
  3. ピックアップした記事が狙っているキーワードの上位記事を分析する
  4. サジェストキーワード、関連キーワードを分析する
  5. リライトすべき記事の優先順位をつける
  6. リライトする

①検索順位が低い記事を選定する

まずはこれまでに書いたブログ記事の中から検索順位の低い記事をリライトの対象として選定していきます。

リライトの対象に選ぶ記事の目安として「PVが少ない記事」「検索クエリに対して表示順位が低い記事」など2000文字以上などある程度の文字数の記事にも関わらず、成果が伴わない記事を選んでいきます。

また、ある程度のボリュームがあるにも関わらず「滞在時間が短い記事」や「クリック率が低い記事」もリライト候補に入れるようにします。

Googleのserch consoleやGoogleアナリティクス、順位チェックツール(GRC)などでデータ分析して確認しましょう。

②重複コンテンツがないかブログ内の記事を分析する

これまでに公開した記事で、同じような記事の内容、同じようなタイトルキーワードを用いている場合、Googleより重複コンテンツと判断され順位が下がる場合があります。

既存記事のタイトル一覧をサイトマップもしくはCSVファイルにダウンロードして重複していないか確認しましょう。

もし重複している記事がある場合は、1つに統合してより情報密度の高い記事へリライトし、余った記事は別のキーワードを狙うようにキーワードを再選定してリライトします。

③ピックアップした記事が狙っているキーワードの上位記事を分析する

①、②でピックアップした記事が狙っているキーワードのうち、現在上位トップ10にランクインしている記事を分析し、リライトする際の参考にします。

この際の参考材料として

  • 自分の記事が使っているキーワードとの相違点(タイトル・見出し含む)
  • 記事の訴求ポイント
  • 記事の構成

最低でもこの3点はチェックしましょう。ただし、上位の記事が使用しているからといって同じような記事を書いても重複コンテンツと見なされる可能性が高まってしまいますので、必ず独自性を加えなければいけません。

また、分析すると気づきますが、必ずしもあなたが狙っているキーワードや記事の目的、訴求ポイントと異なる場合もあります。

この場合はビッグキーワード、ミドルキーワード、ロングテールと順にチェックし、必要な内容だけを参考にしてリライト材料にします。

④サジェスト・関連キーワードを分析する

上位記事を分析すると共に、サジェストや関連キーワードも分析し、リライト時に取り入れるべきキーワードがないか合せて分析を行います。

サジェストや関連キーワードから検索意図をくみ取り、新たに記事の内容に盛り込むこともリライトでは大事なことです。

⑤リライトすべき記事の優先順位をつける

分析や選定が終わったら、リライトすべき記事の優先順位をつけます。

優先基準は「あなたのブログの目的・役割」によって異なります。

例えば、ブログを用いてブランディングを行っている場合とブログを用いて見込み客を集客し、サービスの購入を促している役割を持っている場合など、ブログの目的、役割は異なるため、優先順位のつけ方も変化するでしょう。

双方を担っているブログであれば、やはり収益化ができる記事から優先的にリライトすべきですね。

⑥リライトする

この段階にきてやっとリライトを行います。

記事前半でも述べたように、リライトが必ずしも成功するとは限りません。リライトする箇所が誤っていたり、テキストを追加することで検索クエリとの整合性が低くなってしまう場合もあります。

そこで、リライトする際に注意すべきポイントも合せて解説します。

ブログをリライトする際に注意しておくべき3つのポイント

  1. 一度に2か所以上しリライトしない
  2. リライト後は2週間ほど結果を見守る
  3. リライト前、リライト後の変化をチェックし検証する

①1ヵ所ずつリライトする

1つの記事で複数ヵ所の大きなリライトを行うと、どの部分が原因で変化したのかがわかりにくくなります。

例えば、タイトルを変えるのであれば、記事内のテキストはタイトルのリライト結果を待ってからというように、リライトすることでの影響を把握したタイミングで次のリライトに挑みましょう。

すでにたくさんの記事を公開していると思いますので、同時進行で行えば、手を余すことはないでしょう。

②すぐ結果が出るとは限らない

新しい記事を公開した時も同じことが言えますが、リライトしたらすぐに変動するわけではありません。クローラーの巡回具合にもよりますが、リライトしたらserch consoleで再クロールを促した後、2週間は順位を見守りましょう。

その後、更にリライトをすべきかを検討していきます。

③リライト前後の変化を比較する

リライトする前と比べてどうなったのか?何か行動を起こしたら、前後の変化の比較を行うのは必須です。

  • 順位
  • 滞在時間
  • CTR(クリック率)
  • CVR(コンバージョン率)

そもそもその記事は何を目的としているのか、その記事がもたらすあなたへの影響を考えると、変化するどんな数字を追っていくべきかはわかります。

積み重ねれば資産となるブログ運用

ブログの正しいリライト方法を身に付け、PDCAを回せばきっと今よりも良い結果が訪れることでしょう。

ブログの記事は書けばよいというものではありません。かといって書かなくてもよいわけでもありません。

たくさんの時間を費やしできた記事。効果に満足しなければリライトして蘇らせ、より多くの利益をあなたにもたらすように。。。

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