ブランディングを行う為の具体的な手順

前回の記事「理解しておくべきブランディングの役割と基礎知識」では、ブランディングの重要性とブランディングを行わない事で進行するコモディティ化について解説していきました。

どの市場でもコモディティ化が進み、ブランディングが成功した企業のみが優位に立てる状況は日本だけでなく世界中のどの企業でも同じです。

しかし、ブランディングといってもどのような事を行っていかなければいけないのか疑問に思っている方も少なくはないでしょう。

今回はこのブランディングを行う為の手順を中心に解説していきます。

ブランディングの手順

企業の状態によって実際の手順は様々ではありますが、おおよその流れを組んで紹介していきますので参考にしてください。

1.ターゲットとなるユーザーを決める

まずはブランディングを行う上で大切な環境を分析する事から始めていきます。

Castomer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)を分析する3C分析PEST分析SWOT分析を行っていき、それに沿って自社や競合の強み・弱みや環境、競合との違い、顧客のニーズを明確にして参入する市場や製品カテゴリ、ターゲットユーザーを決めていきます。

これらの分析は順序良く行うのではなく、3C分析をしながらその他の分析を行うなど何回も往復する形となります。分析する内容は多く、時間を要しますが今後の戦略の大きな糧となりますので、必ず行っていきましょう。(※これらの分析が不明な方の為に、別記事にて分析の方法を解説します。)

2.ブランドアイデンティティを決める

環境の分析をもとに、企業側であるあなたがターゲットとなるユーザーにどんなイメージを持って欲しいか、
どんな価値を与えていきたいか明確なブランドコンセプト=ブランドアイデンティティを決めていきます。

ブランドアイデンティティを決める=どんな武器で競合他社と戦っていくかを表面化する作業です。

つまり、ブランドアイデンティティとは、企業側がどのように見られたいかを言語化し、誰から見てもわかりやすくするものです。

3.ブランドアイデンティティのコードとスタイルを決める

ブランドアイデンティティがブランドのピラミッドの頂点だとすると、その下の層に位置するのが言葉やデザインといった抽象的なブランドメディアです。ブランドの理念であるブランド・アイデンティティを一段階更に具現化したものです。専門的には「コード」や「スタイル」と呼ばれることもあります。

「コード」とは、キャッチコピーやスローガンなど、ブランドアイデンティティを言葉の形で表したものを指します。

一方の「スタイル」とは、目に見える形でブランドアイデンティティを表現したもので、製品デザインのコンセプトやなどがこれにあたります。

4.ブランドアイデンティティの可視化とメディアの選定

次にコードやスタイルを元にクリエイティブの作成を行い、その後メディアの選定を行っていきます。これまでに表面化したブランドアイデンティティやそれを抽象的に表現したコード、スタイルをあなたの会社の武器として、これからどう戦っていくかを決める作業をこの段階で決めていきます。

ここでいうクリエイティブはホームページやライディングページなどの静寂的なものから動画などのデザインがあります。

それらをテレビのCMやウェブ広告、SNSやホームページ、チラシなどのオフライン広告など、どこに出すかを選ぶのがメディアの選定となります。

もちろん、ターゲットユーザーの特性や自社の予算によってメディアの選定は異なってくると思いますが、いかにあなたのターゲットユーザーが利用しているメディアに出すかがキーとなってくるのは言うまでもありません。

これらの作業は技術や経験を必要としますので、そういった専門的な従業員が社内にいない場合は広告代理店などに外注する方が良いでしょう。

ターゲットユーザーがブランドからの情報を得るルートには第三者のメディアであるマスメディアに取り上げられることもありますが、これらはそう簡単にいきません。地域性の高いサービスや商品であれば、地元メディアへの積極的なプレスリリースを行っておきましょう。

その他ですと先程挙げたオンライン、オフラインの広告にはもちろんコストがかかってきます。ターゲットユーザーにアプローチする手段としての1つですが、これも一旦リリースしてしまえば良いのではなく、しっかりと広告の費用対効果を計測し、常にアップデートしてくことが大切です。

WEBブランディング

これら以外で自社にとってブランドを資産として取り扱う事ができるメディアと言えば、コーポレートサイトでしょう。

インターネットの普及により、昔と比べてコーポレートサイトはどの企業も必須となっている中、これらは他のメディアと比較してもコストを押さえる事だけでなく、自社のブランドを常時表現できる場となってきました。

また、これらに加えてFacebookページやInstagram、TwitterなどのSNSのアカウントも効果的にユーザーに向けて情報を発信することができます。

SNSで直接商品やサービスを売る事もできますが、消費者の興味を喚起するような内容を広く発信する事でブランドを連想させる機会を増やす事もできます。

このようにWEB上でブランド価値を広めていく事をWEBブランディングと言います。

WEBブランディングのメリット

WEBブランディングのメリットと言えば、リスティング広告などのWEB広告やチラシなどのオフライン広告と比べてかなりコストを抑える事でしょう。

オンライン、オフライン問わず広告はターゲットを設定し、アプローチできる他、状況によっては即効性も得られる場合もありますが、その分広告コストは絶えずかかってきます。

それと比べ、コーポレートサイトやブログ、SNSの運用は設立時のデザイン等には多少コストはかかってきますが、その後の運用にはコストはほぼかかりません。

また、WEBブランディングのもう一つのメリットとしてかなり自由度の高さです。WEBサイトを通じての情報発信は世界中に発信する事もできますし、逆にターゲットを絞り込んでいく事も可能です。

デザインやコピー、動画など自由自在に表現できる他、配置も自由にできます。

ユーザー側からすると、いつでもあなたの企業のロゴやコピー、デザインなどを目にする事ができますのでその点でもメリットと言えるでしょう。

WEBブランディングの注意点

うまく運用すれば魅力的なWEBブランディングですが、もちろん押さえておかなければならない注意点もあります。

ブランディングやWEB自体をあまり知らない企業の方が陥りやすい問題として、ただリリースしただけで終わりではありません。

現在ではインターネットの急速な普及により、あなただけでなく様々な企業もこうしてWEBでのブランディングを行っています。

同業だけでなく様々な企業、個人のサイト、ブログなどウェブ上には情報が溢れかえっていますので、ただリリースするだけでは埋もれてしまい、ユーザーから見つけてもらえない場合も多々あるという事です。

コーポレートサイト、自社のSNSなどのアクセス数は企業の知名度や商品、サービスの知名度に応じて変わってきます。これらはその他のメディアによって認知され、その積み重ねによるものです。

肝心なのは、コーポレートサイトや自社SNSなどのWEBブランディングに加えて様々なメディアとの組み合わせにより、知名度を形成していかなければならないという事です。

コストが低いWEBブランディングだからこそ多媒体と組み合わせ、運用して育てていく事が大切です。もちろんブランディングによりあなたのブランドが確立され、商品やサービスが市場で認知されるほど、あなたの会社にとって優位に立てるのには違いありません。

2記事にわたってお送りました「ブランディング」については理解できましたでしょうか。そう簡単にいかないからこそ、うまくいくと同業他社よりも一歩、二歩も優位に立つことができ、ターゲットユーザーに選んでもらえるようになる為のブランディング。

どの業界でも同じようなサービスが溢れるこの世の中だからこそ大切な戦略です。

 

 

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林九太

店舗経営者の売上・利益アップに直結するためのマーケティングと動線設計が得意。1つの集客アイテムに特化させるのではなく、店舗がすでに利用している販促アイテムの効果を最大化するための戦略からスマートフォン集客、リピートの仕組み化、客単価を上げるための価値戦略、心理学を用いたメニューのプライシング設定、カメラ技術に売れる文章などトータルで改善をサポート。店舗の売上アップが自然とできるためのベルトコンベアを作り上げ、利益が倍々に増える繁盛店が続出。集客改善のサポート業種も豊富である。 【クライアントに成果】を信条に、とにかく結果にフォーカスした実践的な内容のコンサルが得意。