あなたの店や企業がどの業種であれ、ブログやホームページなどのオウンドメディアの運営は、現在では欠かす事の出来ないマーケティング施策の1つです。
オウンドメディアは初期投資にはある程度のコストはかかるものの、本質を理解し、正しく活用することで24時間365日あなたのもとへ見込み客を自動的に呼び寄せてくれる便利なものです。
今回はブログやホームページの運用に欠かせない「SEO」について初心者であるあなたにもわかりやすく解説していきます。曖昧な知識だった方も是非この記事を読み、ブックマーク等で保存していつでも見直して日々の改善に役立てて下さい。
目次
SEOとは
SEOとはSeach Engine Optimizationの略で、日本語で表すと検索エンジン最適化となります。
このSEOの仕組みを正しく理解していない為、あなたがせっかく努力したブログ記事がGoogleの上位に表示されていない結果、「見られていない」状態となっています。
SEOを正しく理解しておけば例え時間がかかっても、上位表示される可能性は上がりあなたのブログがあなたが読んで欲しいターゲットの目に触れることでしょう。
参考記事:ブログで集客ができない方が学ぶ効果的な記事の書き方より
更にわかりやすくいうと、「インターネットの検索のページにブログやホームページを表示させる為の対策」です。
そして、1ページめの検索順位10位以内を目指します。
なぜ10位以内かはあなたも充分感じているでしょう。検索をして何かの情報を探す際、検索ページの1ページ目から探し、2ぺージ目以降はほとんど見ないのではないでしょうか。
実際のところ、2ページ目以降のクリック率は大きく下がってしまいます。
ですので、いかに10位以内に入る為に良質なコンテンツを発信するかが大切となっています。
検索順位10位以内に入って読まれるコンテンツを作る方法
では、より見込み客(ターゲット)にあなたのコンテンツ(記事)を見てもらえるよう検索順位の10位以内に入る方法としてはこれから挙げる項目に注意して下さい。
1.コンテンツプランニングを実施する
まずはあなたのオウンドメディアがブログであれホームページであれ、そしてこれから始める、すでに始めていてなかなかアクセスが集まらない方も「コンテンツプランニング」を行うことを強くオススメします。
コンテンツプランニングとは、
- ターゲットを設定
- ターゲットの悩みを洗い出し、あなたが解決できるサービスを結び付ける
- ターゲットが検索するキーワードを理解する
- 記事に書く内容を計画する(コンテンツの構造を作る)
のように計画を立てていく事です。これらを行っていない方=アクセスが少ない=集客ツールとして機能していないという方程式はおおよそ合っているでしょう。
そして最大のポイントは「メディアの目的を明確にする」ことです。
企業や店によってそのブログやホームページの目的は異なってくると思いますが、大半は見込み客の集客とブランディングだと思います。
メディアを通じてあなたの商品やサービスの価値を高めてターゲットに魅力を感じてもらい、購入(来店)して頂く為のきっかけとなる為に・・・。
メディアの目的を明確にすれば、自ずとコンテンツプランニングを行わなければいけないことを感じれるともいます。
そうなれば、いかにあなたのサービスで「ターゲットの悩みを解決できるか」「あなたの気付いていないターゲットの悩みは何か」「ターゲットが検索時に使用しているキーワードは何か」「それらを理解してこれから書くべき記事は何か」が必ず浮かび上がってくるでしょう。
2.キーワードを絡めたタイトルの選定
コンテンツプランニングが終わったら、コンテンツを作成していきます。
その際に、まずキーワードを絡めたタイトルを仮選定します。タイトルはコンテンツの中でも重要な意味と効果を持っています。
タイトルは何か検索した際に、検索ページに表示される最も目立つところです。
検索したターゲットはそのタイトルを見てクリックするかを判断する為、タイトルに魅力がないとそのまま素通りされ、せっかく労力を費やしたあなたの記事の内容は読んでくれません。
それと同時に、タイトルは検索結果に大きく影響するところでもありますので、キーワードを絡めるのはその為です。
例として今回の記事のタイトル「ブログ集客に欠かせないSEOとは?見込み客に読まれる為に理解すべきポイント」を見ていきましょう。
タイトルには複数のキーワードが含まれるように設定しています。
「ブログ集客」「ブログ 集客」「ブログ 集客 SEO」「ブログ 読まれる ポイント」「SEO ポイント」などです。
これはターゲットである「ブログの集客が上手くいっていない担当者」が検索するキーワード例です。
これらを利用してタイトルにキーワードを絡めていきます。
ですが、ここで少しSEOを理解している方が勘違いしている例として「キーワードを羅列する」「キーワードを欲張りすぎてタイトルが不自然」な場合があります。
コンテンツのタイトルの設定は前述したようにターゲットが目にする且つ検索が反映される重要なところです。
例えタイトルにキーワードを羅列したところで、クリックされなければあなたの記事は読まれませんし、そもそもGoogleのアルゴリズム(検索基準のようなもの)でも認められていません。
ターゲットに親切なタイトル設定を心掛けましょう。
3.見出しタグの重要性
見出しタグとは、文章内の段落や大きい文字になっているもの(ブログの種類や設定により表示は異なる)を指します。
見出しタグは読んでいる方が見やすいようにする為と同時にSEOの効果があると言われています。
勘違いして欲しくないのは「SEOに効果的だから見出しを使う」のではなく、読者が読みやすく、最後まで読んでもらえるようにする工夫の1つとして捉えるようにして下さい。
見出しタグの正しい使い方
合せて見出しタグの正しい使い方も解説しておきましょう。見出しタグを使う際の注意点は以下の3つです。
- 見出しタグ<h1>は1ページ、1つだけとすること
- ページの構成と関係のない所で使用しないこと
- 見出しタグの順番は守ること
まず、見出しタグにはh1、h2、h3、・・・とあり数が少ない程重要度が高くなります。注意点の1つに挙げた<h1>タグはブログやホームページの機能上、すでに使われているケースがほとんどですので、記事内で見出しタグを使うなら<h2>からとなります。
また、見出しタグは大きいフォントだったり、ブログの機能によっては装飾がついたりと目立ちますが、ただ文章を目立たせたいだけの理由でしたら、「フォントを大きくする」「太字にする」「色を変える」などをしてください。
むやみやたらに使った見出しタグは読んでいる方にとってかえって見にくくなりますのでご注意を。。。
見出しタグの順番としては階層を追って使うことです。つまり
<h2>
-<h3>
-<h3><h2>
-<h3>
-<h4>
の様にh2の次には必ず次の階層である<h3>を用います。〇
<h2>
-<h4>
の様に用いるのは×です。必ず順序を守って用いるようにしましょう。
4.内部リンク、外部リンクの重要性
SEO(検索の上位表示)に関して内部リンク、外部リンクも重要な要素です。
内部リンクとはサイト内同士のリンクを指します。関連したコンテンツを見込み客に読んで欲しい時など関連性のあるものに関して利用します。
内部リンクを適切に増やすことで、見込み客により多くのコンテンツに触れる機会を与えると同時に、クローラー(サイトを巡回するロボットみたいなもの)がサイトの情報を読み取りやすいようにするのが目的です。
一方外部リンクとは、例えば、あなたのコンテンツを誰かのサイトでリンクを貼って紹介するといったようなサイトと他のサイト等とのリンクを指します。
外部リンクで注意、覚えておくべき事
ひと昔前まで流行った「SEO業者による大量の外部リンクを貼る」サービス。その時代にはそれも有効でSEO的に良いとされていましたが、それはもう昔の話です。
Googleのアップデートにより、「良いコンテンツを正しく評価する」とされた為、現在それを行うとペナルティを与えられ、せっかく作成したサイトごと見込み客が全く目に触れられない程の検索順位の圏外に飛ばされてしまいますので覚えておきましょう。
最後に
SEOに関して、そして上位表示される為の基礎はご理解できましたか?
大切なのは「SEOを正しく理解し、読んでいる方の為になる情報を与え続ける」ことです。
出し惜しみせず、読んでいる方にとって有益な情報を発信して行きましょう。
次回は、コンテンツマーケティングの成功事例を交えて解説していきますのでお楽しみに・・・。
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