2020年春より世界経済に影響を与え続けている新型コロナウイルス。
この世界情勢を機に、私たちの住む日本のビジネスでも大きな変化を迎えています。
人々のライフスタイルが変化し、これまで以上にインターネットを用いて購買、体験を行う環境にあります。
少し前の「zoom飲み会」という言葉ができたり、やこれまで後回しにしてきた企業が積極的に「オンライン化」に挑む傾向などいかにもわかりやすいですね。
今回は表題の様に、これからWEB広告を取り入れる初心者の方に向けてFacebook広告について解説していきます。
目次
Facebookとは
Facebookとは、もはや説明不要ですが2009年6月にマーク・ザッカーバーグによって開設されたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)です。
世界中では最もMAU(月間アクティブユーザー数)が多いSNSで、2020年12月31日時点で前年比12%増加の約28億人、日本国内では2600万人です。
日本ではTwitterの次に流行ったSNSというとわかりやすいでしょう。
Facebook?もう古いのでは?と考える方、あなたのビジネスのジャンルによっては大きく損をしているかもしれませんよ。
確かにFacebook自体、あなたの肌感覚でも感じているように、若年層のアクティブユーザー数は減少傾向にありますが、30代から50代の層はいまだアクティブ数が多い状態です。
昔ほどの勢いはないにしろ、30代以上の年齢層をメインターゲットにしているビジネスでは軽視できません。
今回は30代から50代の年齢層をターゲットにしてる方にFacebook広告で成果を出す方法とポイントをこれから解説していきましょう。
Facebook広告とは
Facebook広告とは、Facebookのフィード画面、ストーリー画面、右サイドカラム(PC環境のみ)に掲載することができるWEB広告です。
その他Facebookメッセンジャーの受信箱画面、Instagram内、Facebookと提携しているオーディエンスネットワークにも広告を出すことができます。
Google広告やYahoo広告とFacebook広告の違い
WEB広告にはGoogle広告やYahoo広告もありますが、Facebook広告との違いとして注目すべきは広告の課金方法にあります。
Google広告やYahoo広告はクリックされると広告料が発生する課金方法であるCPC課金に対し、Facebook広告はこのCPC課金と広告が1000回表示される毎に広告料が発生する課金方法であるCPM課金を選択することができます。
Facebook広告やWEB広告初心者の方にとってCPC課金とCPM課金のどちらが良いのか、簡単にそれぞれのメリットデメリットをまとめていますので、ご参考下さい。
CPC課金のメリット・デメリット
CPC課金のメリットとして、例えユーザーに広告が表示されたとしてもクリックされなければ広告料が発生しないという点です。
CPC課金のデメリットとして、あなたのサービスに興味がない場合でもクリックしてしまえば広告料が発生するため、クリックされ続ければその分どんどん広告費を消費させられてしまうという点です。
一方、CPM課金のメリットやデメリットはどうでしょうか。
CPM課金のメリット・デメリット
CPM課金のメリットとして、設定したオーディエンスに対して何度も表示させるため、あなたのサービスや商品、企業などの認知拡大に繋がります。
CPM課金のデメリットとして、成果がなくても広告費は消費する点です。
Facebook広告を出稿する際、あなたの目的や予算によって課金方法は異なるとは思いますが、CPC課金、CPM課金双方のメリット、デメリットを理解した上で、次はFacebook広告の魅力についてみていきましょう。
ここがすごい!Facebook広告の3つの魅力
Facebook広告には以下の様な魅力があります。
①高精度のオーディエンス機能
Facebookにはユーザーの様々な情報が登録されています。
その情報やFacebookの高いアルゴリズム、AI機能などを駆使して、あなたのサービスに興味がある顧客(顕在顧客)だけでなく、認知することで後に興味を持ってくれそうな顧客(潜在顧客)にもアプローチし易い点が魅力です。
顕在顧客・・・いますぐダイエットしたい
潜在顧客・・・そういえばダイエットしなきゃなぁ
もちろん、顕在顧客の方がサービスを購入する確率は高いですが、その分絶対数は潜在顧客よりも少ないです。
潜在顧客は、悩みが潜んでいる分サービス購入までに段階が必要なものの、今後のマーケティング次第では後に顕在顧客へのランクアップさせることも可能です。
GoogleやYahooのリスティング広告では、主に見込み客がそれぞれの検索窓にキーワードを入力し、マッチした広告が表示される仕組みです。
先程の例で言うと顕在顧客にアプローチしやすいというとわかりやすいでしょうか。
一方、Facebook広告では、Facebookユーザーであり、30代から50代の年齢層があなたのターゲットに近いのであれば、リスティング広告でアプロ―チしにくいターゲット(潜在顧客)にアプローチすることが可能です。
※GoogleやYahoo広告でもリスティング広告ではなく、他の種類の広告を利用すれば可能ではあります。
Facebookの特徴として、Facebook広告を見るオーディエンスは「潜在(顧客)層」です。
スタンスとして潜在層にあなたの広告を表示し続け、あなたのサービスを認知してもらうことに注力したいのであれば、Facebook広告、そしてCPM課金の方が適していることがわかりますね。
②Facebookの広告を出す手順は初心者にもわかりやすい
Facebook広告を出す場合、事前にFacebookページの開設とFacebook広告マネージャへの登録が必要ではありますが、広告を登録する際のインターフェイスは初心者にもわかりやすい構造です。
広告の目的や種類など手順に沿って登録していけば、出すことができます。
インターネット関係が苦手な方にとってWEB広告と聞くとかなりハードルが上がってしまいそうですが、そういった初心者の方にも優しい作りという点も魅力と言えるでしょう。
③広告出稿後のデータ分析が見やすい
Facebook広告は出したら終わりではなく、出してからが始まりです。
広告掲載期間中や広告掲載終了後、どこをどう改善し、また出稿するかトライアンドエラーを繰り返すことで最適化していきます。
その際に重要な分析。Facebook広告マネージャでは、同時に出稿して比較、検討している広告や、広告掲載終了後の結果などが見やすい画面になっています。
初心者にとって広告の出稿だけでも大変だと思いますが、WEB広告だけでなくマーケティング全てに共通して言える重要事項である分析し易い点はもFacebookの魅力と言えます。
おまけ WEB広告はここを注力しないと必ず失敗する
Facebook広告の魅力が理解できたところで、さあ挑戦してみようという行動力は素晴らしいものです。
ビジネスにおいて行動スピードの速さが、他の競合他社との差を付けるだけでなく、あなた自身、企業全体の成長度も高くなります。
ここで、Facebook広告だけでなく、その他GoogleやYahooの広告を出稿する際、注力しておかないと必ず失敗してしまうことに繋がりますので、しっかり把握しておきましょう。
①広告のクリエイティブ
ターゲットの目に最初に飛び込む広告のクリエイティブ。
あなたのサービスがどんなに素晴らしいものであっても、ターゲットの目に留まらなければ認知されることもありません。
特にバナー広告やフィード広告に使用する画像を怠らないようにしましょう。
合わせてキャッチコピー、ボディコピーも同じです。
②クリック後のランディングページ
広告の最初の壁をクリアしたら、次の壁はクリック先のライディングページです。
広告専用の移行ページであるランディングページを作らず、ただ自社のホームページのトップに移行させるのであれば、ただの広告費の無駄遣いになることを肝に銘じておきましょう。
③複数のテスト
こちらもFacebook広告に限らず言えることですが、複数のクリエイティブ、ランディングページを作成せず、1種類のみ、あとは設定を変えるだけ。
こちらも非常に危険です。
バナー、ランディングページ、キャッチコピーなど複数作成してテストを行い、良いものを採用し、本広告とするのがベストです。
テストの際、今回出せる広告費予算のせめて10%程度をテストに費やし、最適化した後、本広告に費用を費やすことをおすすめします。
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