コロナ禍でも売上をアップさせる参考にしたい飲食店の事例

コロナ 売上低迷 脱却事例 飲食店
投稿日:2020年11月9日 | 最終更新日:2021年6月10日

以前よりは少しずつ落ち着き、終息とまではいきませんが、うまく付き合いながら生活していく新しい生活様式にスライドしている時期です。

今回はこのコロナ禍に一度売上が低迷するも再び回復している飲食店の事例の一部を公開可能な範囲でご紹介します。

なお、クライアント保護のためいくつかの事例をくみ合わせで解説しますのでご了承の上、参考にして頂けると幸いです。

目次

売上が激減した飲食店の取り組み

全国どのエリアでも実店舗経営の飲食店では、新型コロナウイルスの影響で一時売上を大きく落としたことでしょう。

しかし、これから挙げるクライアントの事例は一時的に激減したものの早期回復し、現在に至ります。

その中でも特に印象的な動きを見せたのがこちら

①ゴーストレストランによるデリバリー売上の向上

弊社クライアント様には早期段階からデリバリーとテイクアウトの展開を提案していましたが、取り入れるのが早い店舗、もたもたして取り入れるのが遅い店舗と様々でした。

実店舗での売上が激減した当初、売上の多角化を図るためにデリバリーやテイクアウトを取り入れる方は多いと思いますが、中でも特に売上の減少を早く食い止めたのは複数のゴーストレストランを展開したクライアント様。

説明するまでもありませんが、念のため、ゴーストレストランとは、実店舗での営業は行わず、デリバリーサービスを主とした飲食店を指します。

このゴーストレストランを、複数展開したクライアント様はとにかく売上カバーのスピードが早い印象でした。

考え方は至ってシンプルです。

1.新型コロナウイルスの影響で実店舗への来店がない、激減

2.来店はないが、人件費や家賃はかかる

3.従業員は元気

4.デリバリーサービスを展開する

5.ある程度売上は立てることができるもののこれだけではカバーできる売上ではない

6.複数のジャンルのゴーストレストランを展開する

この様に一店舗のデリバリーサービスだけでは従来の売上には届かない分、複数展開でカバーして売上を伸ばしています。

>>飲食店の売上対策に取り入れるべきテイクアウトとデリバリーサービス

>>飲食店のデリバリーの売上を最短で上げるための最適化事例

②デリバリー客のLINE公式アカウント登録

売上を安定させることは実店舗であっても、ゴーストレストランであっても同じ。

内側に囲い込み顧客としてリピートしてもらわなければ安定した売上は見込めません。

クライアント様には、LINE公式アカウントをデリバリー客に提案する様に徹底、デリバリーを注文した全ての客にLINE公式アカウントへの登録の提案を行いました。

LINE公式アカウントへ登録してもらう目的として以下があります。

  • デリバリー客のリピート対策
  • デリバリーアプリを介さずLINE公式アカウントからの注文により手数料を削減して粗利の確保
  • 新型コロナウイルスが落ち着いた際に実店舗へ足を運んでもらうための連絡手段且つマーケティングのためのリスト集め

シフトに入れたくても厳しい状況の中、実店舗で働いているスタッフの一部をLINE公式アカウントから注文されるデリバリーの配達業務、デリバリーアプリ、LINE公式アカウントからの注文されたメニューを料理します。

新型コロナウイルスによる消費者の行動の変化、需要に応じて対応し、更に今後実店舗の客として繋げるための施策です。

③新型コロナウイルスの影響が落ち着くまでの施策

クライアント様のエリアの新型コロナウイルスの影響が落ち着くまでの施策として、当面はデリバリ―、テイクアウトを中心とした売上構成にしています。

自店で展開するメニューは、ターゲットに応じたメニュー開発(試作作りの繰り返し)、注文数など状況を見ながらトライ&エラーを繰り返します。

また、デリバリーアプリの客の一部を自社LINE公式アカウントへ誘導し、LINE公式アカウントから自社に直接デリバリ―やテイクアウトを注文してもらう仕組みを作り、会員数を伸ばします。

会員登録特典として、登録時に次回使えるクーポンの自動配布、毎週金曜日の昼前に週間の売れ筋ランキングの投稿、新作メニューの紹介などを投稿しています。

一方、Instagramの自社アカウントにて自社デリバリ―やテイクアウトを注文したお客様の投稿をストーリーズでシェア、後日投稿でも紹介し、Instagramユーザーに自社のサービスの認知活動を行っています。

言うまでもありませんが、投稿時に使用するハッシュタグのリサーチ、最適化の繰り返しは必須です。InstagramプロフィールにはLINE公式アカウントのURLを添付、ビジネスプロフィール内のボタンには問い合わせボタン、Uber Eatsとの連携させています。

もちろん、注文した商品と一緒にLINE公式アカウントとInstagramのアカウントを記入したカードにスタッフ直筆のお礼のコメントを添えており、デリバリーアプリ利用客、店頭でのテイクアウト客をいずれかのアカウントに繋げ、接触回数を増やすことに努めます。

獲得したLINE公式アカウントのユーザーに対しては、自社のデリバリ―、テイクアウトを利用してもらえるよう、クーポンの発行やお友達限定メニューの提供などを行い、自社への囲い込みに努めました。

新型コロナウイルスの影響が落ち着ついてからの施策

これまで紹介した①~③を常に検証しながら最適化を繰り返しつつ、徐々に新型コロナウイルスの影響が落ち着き、緊急事態宣言の解除、営業時間短縮の解除などエリアによってタイミングは異なりますが、全国的に各ビジネスが再開の目途が経ってからは次の施策に移ります。

店内の新型コロナウイルス感染症の防止対策の明確化

現在ではすでに当たり前となっている光景でも、当時は定着していない状況である「来店への不安感」を少しでも払拭するために、自社では新型コロナウイルス感染症の防止対策に対して何を行っているかを明確に提示します。

  • 店内喚起の徹底
  • 来店時の消毒の徹底、体温測定
  • 座席のソーシャルディスタンスの確保

など、自社の新型コロナウイルス感染症防止対策を明確にして気軽にまでとは言わないものの来店へのハードルを下げる様努めます。

獲得したLINE公式アカウントのユーザーへ来店を促すコンテンツの提供
新型コロナウイルスの影響が落ち着いてからはこれまでの施策は並行しつつも、次の目標である「実店舗への来店者数を増やす」「繰り返し来店する動機を与える」この2つにスライドします。

クーポンを使った飲食店の集客

弊社クライアント様の多くは「クーポン」を積極的に発行し「まず来店してもらう」ことをに注力していきました。

来店しても売らうために実際に取り入れたクーポンの事例は以下の様な内容があります。

予約優待クーポン

  • 事前にLINE公式アカウントで予約することで人数分のファーストドリンクサービスを提供する
  • 最初の2品が無料
  • 滞在時間の延長(当時1組の店内滞在時間を90分と制限していた)

など

飲み放題クーポン

  • 店内滞在時間を制限している分、その時間内のは全て格安で飲み放題となる
  • 通常の飲み放題価格からの割引

など

短時間飲みクーポン

ドリンク2杯、メニュー1人2品、小鉢のおつまみをセットで格安な価格で提供(これまでのちょい飲みセットのサービスを少し拡大したイメージ)

メガ盛り、鬼盛りクーポン

メニューの値段そのままで、1.5倍、2倍の量になる

と言ったユニークなクーポンもありました。

クライアント様や当時の状況によって内容は様々ですので、あくまでもクーポンアイディアの1つとしてご参考下さい。

その他取り組んだ施策

これまでに挙げたような施策の他、デリバリ―、テイクアウトのサービスを展開するにあたり、持続化給付金をはじめ雇用助成金や小規模持続化補助金、IT導入補助金など、積極的に取り入れています。

活用できる新型コロナ関連の「融資制度・補助金・助成金」とは

積極的な行動力が生んだ現状からの駆け上がり

ただ現状に耐えるのではなく、現状を把握し、その中でどう切り抜けるのか、そして売上を作るのか、その後にどうつなげるのかをしっかり冷静に判断されたからこそ、今に繋がったのだと思っています。

また、現在の実店舗への来店客は、コロナ禍にも関わらず、新型コロナウイルスの影響前よりも増えていることにクライアント様の諦めない努力が実った形となりました。

更に、現在ではGo To Eatも取り入れ、これまでと同様にコツコツとLINEアカウント公式アカウントに登録してもらい、自社顧客としての囲い込みに精を出されています。

クライアント様の事例はいかがでしたか?

どのクライアント様も当初は絶望的に感じておられましたが、すぐに切り替え、前を向き、今ではこれまで以上に売上を伸ばすことに繋がっています。

もし、あなたが出遅れてしまったと感じているのならば、次なる一手のためにいますぐ現状を分析し、行動に移すことを強くおすすめします。

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