サービスや商品の魅力を見込み客に伝えたり、ブランドの認知拡大など、画像や動画にて訴求できるSNSの一つであるInstagram。
日本の月間アクティブユーザー数は2015年6月には810万人、2016年3月に1,200万人、同年12月に1,600万人、2017年10月に2,000万人、2019年末時点では3,000万人を超えています。
2020年8月のアップデートにより新たに「Reels(リール)」が追加されました。
今回はこのReels(リール)とは何か、特徴や使い方を交えて解説していきます。
目次
InstagramのReels(リール)とは
InstagramのReels(リール)とは15秒と短い尺での動画を作成することができるInstagramの新たな機能です。
短い尺の動画配信と言えば15秒から1分程度のTikTok(ティックトック)や15秒のYouTubeの投稿機能がありますが、それと似たサービスであるReels(リール)がInstagramからリリースされることとなりました。
これまでのInstagramでは1分以上の動画はIGTVの機能を使って投稿するのが一般的でしたが、このReels(リール)の登場により、短い尺の動画が通常の投稿機能以外にもアップロードすることができます。
2016年のアップデートでストーリーズ、2018年のアップデートでIGTV、そして今回2020年のアップデートでリールと、動画配信の機能が充実しているInstagram。
YouTubeやTikTokといった動画が注目されている現在に沿った新機能と言えます。
InstagramのReels(リール)の特徴
今回リリースされたReels(リール)には音楽やAR(拡張現実)カメラエフェクト機能、動画の長さを設定できるタイマーや速度を変える機能、位置合わせツールも備えています。
これまでの画像投稿でも多彩な編集機能や加工機能など便利なものがありましたが、それらの短尺動画バージョンとしてReels(リール)を利用することができるようになったため、ユーザーによりインパクトを与えることができると注目されています。
また、バックグランドに音楽を付けることで、簡単な動画広告、CMの代用施策として利用できます。
近年注目されている動画コンテンツが気軽に作れますので、是非取り入れて行きたいものです。
ちなみに前回のアップデートで追加されたストーリーズと今回のReels(リール)との違いとして、ストーリーズは24時間の公開、閲覧の足跡が付くのに対し、Reels(リール)は公開時間制限はなく、足あと機能もついていません。
次に初心者の方にReels(リール)の使い方を簡単に解説していきましょう。
InstagramのReels(リール)の使い方②投稿方法
まずはInstagramのReels(リール)の投稿方法から紹介します。
投稿はこれまでインスタライブやストーリーズを投稿する際と同じく、ご自身のアイコンをタップし、画面下部にある「ライブ」「ストーリーズ」に加え、今回の「リール」が表示されていますので、「リール」を選択しましょう。
中央の録画ボタンを長押しすることでリールを撮影することができます。
また、すでに保存している動画はもちろん、複数の動画を組み合わせることも可能です。
複数の動画クリップを使用する場合、クリップごとに編集することもできるほか、撮影終了後は編集画面にてテキストやスタンプを付けることもできます。
テキストはどのタイミングで表示、非表示するかも選べるため、YouTubeのような長い動画ではないものの、適切なタイミングで字幕の様に使える便利な機能が付いています。
InstagramのReels(リール)の使い方②閲覧方法
続いてInstagram上に公開されているReels(リール)の閲覧方法について。
Reels(リール)は下記添付画像のように、従来の投稿、検索画面より閲覧することができます。
現在ではリリース直後ということもあり、トップに表示されています。
コンテンツの左下にReels(リール)のアイコンが表示されていますので、他の投稿と比較して一目でわかるようになっています。
ちなみに、これまでのIGTVやショップ、その他旬の話題やカテゴリ―ごとの投稿は検索画面上部よりタップすることで閲覧することができます。
InstagramのReels(リール)の使い方③ストーリーズへの投稿方法
公開されてるReels(リール)をご自身のストーリーズへシェアすることもできます。
ストーリーズへの投稿方法は至って簡単で、紙飛行機マークをタップして「ストーリーズに動画を追加」もしくはフォロワーに送信することも可能です。
InstagramのReels(リール)の使い方④いいねやコメント方法
これまでのIGTVやストーリーズと同様にReels(リール)の投稿にもいいねやコメントすることができます。
いいねはハートのアイコンをタップ、コメントは吹き出しマークをタップし、テキストを入力するだけです。
ご自身が投稿すれば見込み客とのコニュニケーションを交える場として利用することができますし、逆に見込み客にいいねやコメントを残して接触する機会を得ることもできます。
InstagramのReels(リール)の活用例
以前の記事でも一部解説しましたが、動画のコンテンツはテキストのコンテンツと比べて、ユーザーの印象に残りやすく、例え短い尺のものであってもたくさんの情報を提供することができます。
- 動画広告代わりに
- サービスの告知に
- 既存客(フォロワー)へのお知らせに
- イベントの告知に
など、使い方次第では、これまで以上に役立つ機能であることに違いありません。
更に、ここの日本ではリリーズ直後から、Instagram内で注目される仕様になっているため、より多くの見込み客にアピールするチャンスです。
見込み客への認知やアピールに使いたいInstagramのReels(リール)
そもそも、これまでのInstagramの動画投稿やインスタライブ、IGTVと反応が高い機能があったものの、新たに短い尺の動画をメインにするReels(リール)がリリースされたのか。
アメリカをはじめ、TikTokの問題が挙げられる背景の中、YouTubeの短い尺の動画、今回のReels(リール)が後追いするかのように、サービス拡大を図っているたけでなく、これまでのInstagramの動画投稿のフィードのうち、投稿の約45%が15秒以内という興味深いデータも見逃せません。
インスタライブやIGTVなど長い尺の動画も魅力的ですが、投稿する内容によっては、このReels(リール)を使ってインパクトあるコンテンツを見込み客に届けてみるのも1つの手段ではないでしょうか。
業種によってより相性の良いマーケティングツールとして活用できるInstagram。
ブランディングから認知活動、リード獲得のきっかけなどReels(リール)の機能をふんだんに活用して、これまで以上に着こみ客との接触回数を増やしていきましょう。
WEB初心者のためのInstagramハッシュタグのメモ帳
- できるだけキレイな画像を撮って、投稿しているが運用のコツがイマイチわかっていない
- ずいぶん前にアカウントを設立したものの、フォロワーすら増えていない
- Instagramからの来店を目的としているが、ほとんど来ていない
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