メールマーケティングとは?理解しておくべき種類とメリットデメリット

メールマーケティング 種類とメリットデメリット
投稿日:2021年1月1日 | 最終更新日:2021年5月12日

インターネットの利用が当たり前となった現在でもメールを用いたマーケティングは業種問わずどのビジネスでも有効的なマーケティング手段の1つです。

今回は「メールを用いてマーケティングを行いたい」とお考えの方に向けてメールマーケティングについて解説していきます。

なお、本記事は特にメールマーケティングとは何か、そしてまだメールマーケティングの魅力についていまいち理解できていないマーケティング初心者にスポットをあててお送りします。

目次

メールマーケティングとは

メールマーケティングとは、その名の通り、メールを用いて行うマーケティング施策の総称です。

  • 見込み客の育成から新規客の獲得(リードナーチャリング)
  • 顧客との関係維持
  • 顧客のリピート対策

といった見込み客、顧客の両方に有効的なマーケティングとなります。

メールマーケティングの種類

一言にメールマーケティングと言えど、大きくいくつかの種類が存在ます。

  • サンクスメール
  • ステップメール
  • メルマガ(メールマガジン)

サンクスメールとは

サンクスメールとは、ユーザーが資料請求やサービス、商品の購入などフォームに入力して行った行動に対してお礼のメールとして送信するものです。

スモールビジネスや開業して間もない方など顧客が少ない場合はその都度ユーザーに送る場合もありますが、主に自動送信で送付するケースが多いです。

ユーザーが起こした行動に対してのお礼のほか、ユーザーに役立つ情報の提供、関連したサービスの紹介などをお知らせします。

ステップメールとは

ステップメールとは、資料請求やホワイトペーパーのダウンロードなどある行動を起こしたユーザーに対して、あらかじめ作成しておいた内容、スケジュールにおいて段階的にメールを送り、見込み客から新規客へと引き上げるために用いるメールマーケティングです。

ステップメールは、先述した「あらかじめ作成した内容」、「スケジュール」をしっかり計画して置くことが必須です。

この計画が整っていない段階でのステップメールの効果はかなり劣りますので、担当するマーケターはしっかりとスタートからゴールまでの設定を行いましょう。

また、見込み客のセグメントした後、それぞれにニーズ教育やウォンツ教育をステップメールを通じて行った後、企業の本サービス購入へと導きます。

いわゆるリードナーチャリングからセールスまでの過程をすべて段階的にメールで行うマーケティング、それがステップメールです。

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メルマガ(メールマガジン)とは

メルマガは簡単に示すと、リスト化したメールアドレスに一斉に送るメールのことを指します。

特集やキャンペーン、新たなサービス提供などの情報の周知活動として、また顧客への関係維持としても用いるメールマーケティングの施策の1つです。

また、メルマガで情報を提供し、更にそこから行動に移した顧客に対してステップメールを展開するなど、組み合わせることで更にサービスの購入へと繋げることも可能です。

メールマーケティングの基盤として企業規模の大小問わず行えます。

大きく3つのメールマーケティングの種類を紹介しましたが理解できましたか?

それでは次にこれらのメールマーケティングのメリットやデメリットについて理解を深めていきましょう。

メールマーケティングのメリット

メールマーケティングには以下のSなメリットが挙げられます。

①リスト数を問わない

リスト数が少ないよりは多い方が良いですが、少なくてももちろん取り入れることができます。

リスト数が少ない状態から少しずつ増やし、後に数千、数万、数十万と増えることでより大きな成果をもたらします。

逆を言えば、莫大な数のリストを持っていてもメールマーケティングの行い方次第では、全く成果が出ない場合もあります。

あなたがどんなリストを集め、その後どんなメールマーケティングを展開するかによって例え少ないリスト数であっても大きな成果をもたらす可能性は充分にあります。

大切なのは数ではなく、スタートからゴールまでの設計とセグメント、分析です。

②低コストから始めることができる

メールマーケティングは、他のマーケティングと比べ、比較的コストがかからないマーケティング施策です。

これから始める、始めたてでほとんどリストがない方は、ご自身でリストを管理し、手動でセグメントして、ある程度リストが増えてからソフトや分析ツールを導入する方もいます。

また、すでにあなたのサービスや商品に少なからず興味がある状態から始めるため、低コストながら高ストパフォーマンスが高いこともメリットとして挙げられます。

③効果測定で反応を確認できる

3つめのメリットは、効果測定を行うことで見込み客や顧客の反応を確認できることです。
配信したメール自体の開封率次第では、メールのタイトルの最適化の検討材料になりますし、コンテンツ毎のクリック率やCTA率などを測定して更に改良を重ねることもできます。

数値として目に見えてわかりますので、分析しやすいのもメリットと言えるでしょう。

メールマーケティングのデメリット

一方、メールマーケティングにメリットもあればデメリットもあります。

メールマーケティングのデメリットには大きく以下の2つが挙げられます。

①分析への負担と随所の判断力

マーケティング担当者に効果測定によって得られた見込み客や顧客の反応を分析する負担がかかります。

また、その反応に対しての適切な判断力も求められます。

②コンテンツのアップデート作業

見込み客や顧客に配信するコンテンツは定期的にアップデートしなければいけません。

効果測定や分析結果に応じてのコンテンツのアップデートをはじめ、配信の日程や配信する順序などメールを用いて配信するコンテンツは常に魅力的なものであるべきです。

常日頃から情報を獲得し、それらをコンテンツに活かしてコンテンツをアップデートしていきます。

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新規客の獲得から顧客のリピート対策手段として魅力的なメールマーケティング

見込み客の育成から新規獲得、顧客のリピート対策、休眠客の呼び戻しなど、メールを用いて行うメールマーケティング。

配信スケジュールを整え、ユーザーの反応に目を配り、コンテンツを整える。

これらを仕組みかして日々の業務に加えて自動化することで、24時間365日、常にあなたのサービスや商品の購入を促すことができます。

マーケティング初心者の方にとっては少々ハードルが高いかもしれませんが、メールマーケティングを用いてマーケティングを行うことで、これまで以上の業績を挙げることも不可能ではありません。

まずは、見込み客リストの獲得、顧客リストの整理からはじめ、整えたリストに対して、これからどんなマーケティングを展開していくかの計画を練ります。

そして、配信するコンテンツ、配信スケジュールの準備ができたらまずは配信して、反応を見てみましょう。

配信することで得られる見込み客や顧客の反応の伺えるのは面白いものです。

たとえリストが少なくても、少しずつでもリスト数を増やすための努力は惜しまず、今後の業績向上のために、試行錯誤しながらPDCAサイクルを回していきましょう。

繰り返していくうちに、これまで得られなかったところから売上が上がる、この瞬間もメールマーケティングの醍醐味です。

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