Googleアナリティクスの「集客」の見方(入門編④)

Googleアナリティクス 集客
投稿日:2018年10月30日 | 最終更新日:2018年10月31日

前回の記事「初心者必見!Googleアナリティクスの見方、使い方(前編・入門編③)」に引き続き、Googleアナリティクスにおいて、解析結果の見方、使い方について解説していきます。

Googleアナリティクスの記事シリーズを読んでいない方は合わせてこれまでの記事を参考にしてください。

目次

Googleアナリティクスの「集客」データの見方

Googleアナリティクスにおける「集客」の項目について解説していきます。

以下は私が2018年の5月29日から立ち上げました、(運用5ヵ月)アフィリエイトサイトのデータです。

Googleアナリティクス 集客1

集客の概要として、主にどんな集客チャネルからサイトに流入しているか、集客チャネルごとの直帰率やページ/セッション、平均セッション時間、目標に対してのコンバージョンが解析できます。

このサイトでは、集客チャネルのほとんどが検索から(オーガニックサーチ)サイトに訪れていることがわかりますね。

私の場合、SNSではこのサイトを拡散していないため、ソーシャルからの流入が極端に低いことが分かります。

PV3以上を目標1に設定していますが、オーガニックサーチで訪れたユーザーの直帰率が高く、コンバージョン(ここではPV3以上みた人の割合)が低いことを示しています。

このサイトのジャンルは雑記ブログで、ほぼ1記事(稀に複数の関連記事)で完結する様にライティングしており、サイト内を回遊しないため、直帰率が高く、コンバージョンが低いのが理由です。

ソーシャルの部分を見てください。数少ない集客チャネルの中でソーシャルの直帰率が低く、コンバージョンが高いのがわかります。

これは、アフィリエイト用に立ち上げたTwitterのプロフィール内に添付しているURLからサイトに流入したと予想されます。コンバージョンが高いのはおそらく、フォロワーや他のアフィリエイターがサイト内を回遊し、探っているからでしょう。

運用5ヵ月で10月の見込みPV 10,000PV 収益8.5万円はアフィリエイトの中でも成果を出すのが早いため、同業者が解析してるようです。

サイトの目的と解析データが見合っているかをきちんと理解し、改善すべき点をあぶり出していきます。

このようにGoogleアナリティクスのデータを見て、あなたのサイトにどのように集客しているかを理解する項目がこの「集客」です。

Googleアナリティクスのすべてのトラフィック-「チャネル」

Googleアナリティクスにおける「チャネル」とは、どのような媒体からサイトに訪れているかを解析している項目です。

概要の項目でも円グラフとユーザー数が表示されていますが、ここでは検索流入である「オーガニックサーチ」、ブックマークや直接URLを打ち込んでからの流入の「ダイレクト」、FacebookやTwitterなどのSNSからの流入である「ソーシャル」、ソーシャル以外の参照元からの流入である「リファーラル」の内訳が表示されます。

また、オーガニックサーチをクリックすると、どのキーワードでサイトに流入したか、ダイレクトをクリックすると、どのランディングページから流入したか、ソーシャルをクリックすると、どのSNSから流入したか、リファーラルをクリックするとどのサイトから流入したかが分かります。

あなたの会社でSNSのマーケティングを行っている場合は、このソーシャルからどれほど流入しているかをチェックしましょう。運用しているにも関わらず、流入が少ない場合は、「投稿内容」「投稿時間」「フォロワーの数」など再度検討し直すことをお勧めします。

企業におけるSNSのマーケティングはただフォロワーを増やすだけではありません、「SNSから集客し、収益を上げる」ことが目的です。目的を見失わないよう、きちんと状況を把握して改善していきましょう。

Googleアナリティクスのすべてのトラフィック-「ツリーマップ」

Googleアナリティクスにおける「ツリーマップ」ではGoogle 広告と Google アナリティクスのアカウントをリンクすることで、広告のクリックやインプレッションからサイトでのコンバージョンに至るまで、ユーザーの操作全体に関するデータを確認できます。

また、アナリティクスの解析データを参考に Google 広告キャンペーンを改良、最適化し、ビジネス全体の業績を向上できます。

Googleアナリティクスのすべてのトラフィック-「参照元/メディア」

Googleアナリティクスにおける「参照元/メディア」では、トラフィックの参照元とメディアの組み合わせ、もしくはそれぞれでのユーザー、新規ユーザーの割合やセッション数、コンバージョン数などが解析できる項目です。

Google/Organicでは、Googleを使って検索して流入している割合、yahoo/organicでは、Yahooを使って検索してサイトに流入している割合がどれほどかを指しています。

Googleアナリティクスのすべてのトラフィック-「参照サイト」

Googleアナリティクスにおける「参照サイト」ではリファーラル、つまり外部のサイトからのリンク流入が解析できます。ここの数字が多い=外部リンクが多いことを表します。

外部リンクの多さはSEO対策としても重要な部分で、外部リンクが多い=他サイトに評価されているとみなすGoogleの基準の1つでもあります。

Googleアナリティクス Google広告

GoogleアナリティクスのGoogle広告

Googleアナリティクスにおける「Google広告」では、Google AdsenseとGoogleアナリティクスのアカウントを連携することで、Google広告のキャンペーン、ツリーマップ、キーワード、検索語句、時間帯、最終ページURLの詳細がまるごと解析できます。

※Google広告に関しては、かなり奥が深いので別の機会に解説します。

GoogleアナリティクスのSeach Console

Googleアナリティクスにおける「Seach Console」では、Googleが提供しているSeach Consoleと連携することで、データが表示されます。Seach Consoleのデータと同様に、どのページがどんな検索キーワードで表示され、どれほどのクリック数があるかなどが解析できます。

この項目では特にあなたのサイトがオーガニックサーチ(検索流入)でうまく機能しているかが判断できるサイト運営においても特に参考にすべき項目です。

Seach Consoleと共に、こまめにチェックして検証しましょう。

また、Googleアナリティクス内のSeach ConsoleのデータとSeach Consoleのデータが異なるのは、タイムゾーンの違いがあるためです。Googleアナリティクスは日本(初期段階に設定した国)、Seach ConsoleではPDT(太平洋夏時間)のため、そしてそれぞれの計測定義が異なるためズレが生じてきます。

どちらが正しいかではなく、計測定義が異なるため、どちらも正しいデータです。

Googleアナリティクスのソーシャル

Googleアナリティクスにおける「ソーシャル」では、SNSからの集客に関するデータの解析ができます。

セッション数に対して、どれほどの割合がSNSから集客できているか、コンバージョンはどれほどかなどがわかります。

また、SNS経由でどのページに流入しているか、サイト内でのユーザーの行動(どのURLからどのURLへ移動したかなど)もデータとして反映されています。

Googleアナリティクスのキャンペーン

Googleアナリティクスにおける「キャンペーン」では、Google広告の項目に付随しますが、有料マーケティング チャネルの訪問、費用、収益に関するデータを確認できます。また、各キャンペーンの費用と対応する収益を比較し、それぞれの戦略の成果を迅速に確認できます。

指標は、費用データをアップロードしたすべてのチャネルについて表示されます。たとえば、Google 以外の有料検索に関連する費用データをアップロードすると、そのチャネルについての指標もレポートに表示されます(Google 広告のデータは、アナリティクスと Google 広告のアカウントをリンクして、Google 広告の費用データをインポートした場合に表示されます)

最後に

Googleアナリティクスにおける「集客」の見方は理解できましたか?

WEB担当者はこのGoogleアナリティクスを利用して、ユーザーがどのようにしてサイトに訪れているかを理解することが大切です。

サイトを立ち上げて、ただ更新すれば良いのではありません。サイトの目的である「集客し、利益を上げる」ためにもGoogleアナリティクスは必要不可欠な解析ツールです。

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