2020年2月、3月は新型コロナウイルスによりトレーニングジムやスポーツジム、ヨガスタジオなど様々なジャンルのサービスにおいて売上に大きく影響を及ぼしています。
特に感染の事例などがニュースに取り上げられているためジムやヨガスタジオを利用する方の自粛ムード一色です。
さらに長期にわたって売上作れない状態は、経営を圧迫してしまいます。
この状態の中ジムやヨガスタジオなどが売上を作るために取り入れて欲しい施策を紹介します。
目次
現在の状態を把握する
世間が自粛モードのため、なかなか思うように集客できないのが現状。
これまでサービス利用している既存客、これからジムやヨガスタジオに通ってみようと考えていた見込み客ともに来店を控えている状態です。
また感染予防のため喉から手が出るほど売上が欲しいもの思ったように営業できないのも悔しい限りです。
解説するまでもなく自粛ムードのため来店しない状況に陥っています。
来店しないのであれば自宅であなたのサービスが提供できるものはないでしょうか。
また、大切なお客様に対して何かできることはないでしょうか。
新型コロナの売上対策を取り入れたクライアント事例
弊社もスポーツジムやトレーニングジム、ヨガスタジオのクライアント様がたくさんいらっしゃいます。
どの経営者様、マーケティング担当者様も口を揃えて「売上が激減した」と非常に困った様子です。
しかしこの状況でも売上を立てなければならない。
繁盛マーケティングはこの状況に困るクライアント様に向けていくつかの対策を提案させていただきました。
その中で実際に取り入れて比較的うまくいっているクライアント様の事例を紹介したいと思います。
ヨガスタジオのクライアント様の事例
幸いなことに今は自宅でも行うことがでるため、このことを利用してYouTubeを用いて各会員、プラン向けの自宅で行うヨガの動画を配信、限定公開しています。
あるヨガスタジオのクライアント様は、ズームを用いてヨガレッスンの配信、収録公開の方もいれば、リアルタイムに配信する方もいらっしゃいます。
※テキストだけよりもテキストと画像、それらよりも動画の方が情報を伝える側、受け取る側にとっても伝わりやすいメリットもあります。
普段はグループセッションのプランに加入しているお客様に対してもパーソナルヨガサービスを追加料金なく提供。
ホームページやブログ、SNSなどのメディアを用いて新型コロナに対する店舗での対策を言葉だけでなく画像や動画を用いてアピールし、少しでも安心感を持っていただけるよう努めているクライアント様もいます。
- スタッフのマスク着用
- スタジオ内の清掃回数
- 清掃の仕方
- 換気回数
- レンタルしているヨガマットの取り替えと清掃の様子
など
トレーニングジムのクライアント様の事例
ジム系のクライアント様にも同じく動画配信を取り入れて頂いています。
自宅にはトレーニング器具をお持ちでないお客様が多いため、器具を使わないファンクショナルトレーニングや、代用品を用いてのトレーニング方法を提供。
また、可能なクライアント様に関しては、zoomやSkype、LINE電話等のビデオ通話ツールを用いてトレーニングの仕方に対しての疑問点や食事指導、カウンセリングを行っています。
繁盛マーケティングが動画サービスとフィードバックを取り入れてもらう理由
クライアント様動画の配信方法やオンラインによるサービスの提供方法は様々ですが、共通して行っていただいていることとして、配信後LINE公式アカウントにて動画配信の感想をフィードバックしてもらう仕組みを作っています。
動画の配信の仕方や配信時間、アングル等改善点をお客様側からフィードバックして頂き、それらをもとにさらに改良して動画コンテンツの改良に役立てています。
こうして私たち繁盛マーケティングがクライアント様に顧客様からフィードバックをもらうことにはいくつかの理由があります。
①お客様とのコミュニケーション回数を増やすため
登録していただいているLINE公式アカウントを用いてフィードバックしていただく、フィードバックに対して回答、対応する。
このやりとりで普段からあまり接触のないお客様に対してもコミニケーションの回数を増やすきっかけとなります。
顧客との信頼関係の構築、客単価や購買確率の上昇、客数の増加には欠かせないコミニケーション回数。
マーケティングがうまく機能しているクライアント様にとってはもはや当たり前のようになっていますが、顧客数の増加や離脱率が高いことに悩む方の共通点としてコミニケーション回数が少ないことが挙げられます。
ヒアリングや相談会等直接対面で行うコミニケーション、メルマガやLINE公式アカウントを用いたオンラインによるコミュニケーション、これらによるお客様とのコミニケーション回数が少ないと同業他社に移ってしまう、特に理由もなく来店が遠のいてしまう原因となります。
フィードバックを通じてお客様との接触回数を増やし、クライアント様自体とクライアント様のサービスの価値の向上につなげるためです。
また、短期間にLINE公式アカウントを操作するきっかけを増やし、LINE公式アカウントの機能の便利さ、用いることでのマーケティングの魅力を体感してもらうためでもあります。
②不慣れな動画配信の改善の糧とするため
まずは普段から動画配信を行っていないクライアント様に対しては動画の配信内容は元より、ユーザ側のニーズとウォンツを取り入れ、改良する材料にするためです。
お客様が「こうして欲しい」「こうのも必要だ」と言う貴重なご意見をいただくことで、ヨガスタジオ側は可能な限り意見に対して対応する。
ここで需要と供給のサイクルを生むことができるため双方にとってメリットのある仕組みを生みます。
③動画配信スキルを獲得するため
現在取り入れている方も以前に比べると増えてきましたが、今後も動画を用いたマーケティングはぜひ取り入れていくべきです。
今後取り入れようと検討している、いつかは取り入れたいと先延ばしにしているクライアント様に対し、今回の状況に対しての売り上げ作りに加えて動画マーケティングの魅力、動画配信スキルを獲得してもらうきっかけを提供するためでもあります。
動画はオンラインによるサービスの提供というこれまでになかった反論の多角化を目指すだけにとどまらず、ブランディングや信頼関係の構築の面においても非常に効果的なマーケティング施策の1つです。
考えていることと、実際に行ってみることで得られる疑問点や不安を体で感じてもらい、今後さらに拡大して積極的に動画マーケティングを施策の1つとして取り入れてもらうためです。
何らかの理由による売上や客数の激減への対策
今回に関しては新型コロナウイルスによる影響で売上に多大なるダメージを受けていますが、何らかの理由による売上や客数の激減は今回だけとは限りません。
悔しい限りですが、今回をきっかけに市場の変化による販売方法の対応、販売方法を増やすことでの売上の多角化、日頃のマーケティングや顧客数の大切さが改めて実感できたのではないでしょうか。
ジャンル問わず共通してこのような危機に対し、売上の減少をできるだけ食い止め新たなアイディアや需要を生み出し、前そして上目指す強い会社を作り出すには、やはり断固たるマーケティングの仕組みが不可欠です。
私たち繁盛マーケティングも、今回をきっかけにこれまでとは違った角度での対応策を考えることもできましたし、困っているクライアント様とのコミュニケーションも普段以上に図ることができました。
自粛ムードが収まり、再びお客様が来店していただくために。
そして今後も予測不可能な何らかの原因に対しての打開策、対応策として良い経験だったと思えるように「今できること」を徹底的に行いましょう。