注力すべき動画SEO YouTube動画メディアの最適化

投稿日:2018年12月14日 | 最終更新日:2022年9月16日

ホームページブログなどオウンドメディアを使って自社のサービスへの集客を試みているWEB担当者にとって必要不可欠なSEO対策。SEOは設定やポイントを押さえて行えばすぐに結果が出るわけではありません。日々PDCAサイクルを回し、担当者の知識、スキル、メディア自体をアップデートし続けて徐々に結果として表れていくものです。

現在ではECサイトなどのオンライン、実店舗のようなオフラインのどちらであっても、ホームページやブログといったオウンドメディアの運営は必要なものとなっています。

日々検証や改善を繰り返し行うSEO対策と並行して、2019年こそ注力して頂きたい動画のSEO対策であるVSEO(Video seach Engine optimization)について解説していきます。

目次

VSEO(Video seach Engine optimization)とは

VEOは検索エンジン最適化を指すのに対し、VSEOとは文字通り動画検索結果をいかに上位に表示させるための最適化を指します。簡単にいうと「動画のSEO」ということです。

Googleを毎日利用している方はここ数年の検索結果に表示される内容の変化にお気付きのことでしょう。

現段階でもGoogleにて検索した際、これまでの様にホームページやブログなどのコンテンツもちろん、YouTubeの動画が表示されています。また別枠のリスティングでGoogleマイビジネスも変化の1つとしても挙げられます。

以前の記事「SEO対策としてWEB担当者が押さえておくべきポイント」でも解説したように、Googleのアルゴリズムは以前と異なり、現在では日々アルゴリズムのアップデートを行っているため、検索結果の順位が目まぐるしく変わることも少なくありません。

動画を用いてあなたの会社や店で行うマーケティングをより効果的にするための対策を行っていかなければいけません。

VSEO(動画検索エンジン最適化)対策をオススメするわけ

ホームページブログなどオウンドメディアの運用とSEO対策と並行してVSEO対策をオススメする理由として「企業や店舗が取り組むべき動画マーケティングとは」でも解説したように、まず動画を用いてのプロモーションやマーケティングはユーザーの理解力が高く、文章メインであるブログと比べてサービスの予約や購買率などのコンバージョンが高いというメリットがあるからです。

1分の動画でWEB3600ページ分の情報量を持っている、視覚と聴覚も使用するため記憶にも残りやすいといった結果もあります。

オウンドメディアであるホームページやブログと合せて動画コンテンツを取り入れることで、これまでコツコツと時間をかけて行うSEO対策を援護、加速させるためにも取り入れるべき施策です。

また、2020年からは5G(第5世代移動通信システム)が展開され、データ通信量や表示スピードなどの問題も現在よりは更に進化しています。PCをすでに上回っているスマホユーザーに対しても非常に効果的でしょう。

更には、年々YouTubeの利用者数、利用時間は右肩上がりに増加している状態にある他、スマホのデータ通信プランも以前より充実してきたので、これから先もユーザーの「動画」との触れ合う機会、時間も増え続けると予想されます。

VSEO(動画検索エンジン最適化)対策の基礎

以前まではGoogleの検索に表示されていませんでしたが、現在では通常のGoogle検索時にも表示されます。

そこでまず、動画のアップロード先をYouTubeにすることをオススメします。YouTubeはGoogleに次ぐ世界2位の検索エンジンであると共に高いシェア率を誇る動画プラットフォームです。近年の国内YouTube利用率の増加も著しく、これからも更に増加することは間違いありません。

また、これまでのGoogleの検索結果とは異なり、タイトルと該当する動画のサムネイルが表示されるだけでなく、Googleで動画検索にすると他のコンテンツは非表示となり、動画コンテンツのみ表示されるため、いち早く見つけてもらえる確率も高いでしょう。

利用率の高いYouTubeに動画をアップロードすることで、YouTubeユーザー、Googleの検索ユーザーを共にカバーすることも可能です。

すでに対策している動画コンテンツもありますが、動画コンテンツの最適化、コンテンツ数自体も通常のコンテンツに比べてまだ少ない方です。同業他社よりも少しでも早く動画コンテンツを取り入れあなたが展開する地域ビジネス内で先行利益を得ましょう。

動画コンテンツのタイトルの重要性

GoogleでのSEOと同様に検索の際に表示される「タイトル」は非常に重要なポイントです。

動画コンテンツにつけたタイトルは検索ユーザーが使用するキーワードに反応し、表示されます。よってただ動画のタイトルを付けるのではなく、検索ユーザーのキーワードを含ませることや欲しい情報に対してあなたの動画コンテンツが応える形となるようにすることは言うまでもありませんね。

また、先述したように検索結果に表示されるのはタイトルとその動画コンテンツのサムネイルです。サムネイルにもユーザーがつい視聴したくなるような工夫を取り入れることも大切です。

動画コンテンツの目的を明確にする

動画がいくらテキスト、画像のコンテンツよりもユーザーの理解力やコンバージョン率が高いからと言っても、内容が乏しければ何の意味も成しません。これは通常のテキストコンテンツと同様に言えることです。

動画を作成する際、その動画は何の為に作られたかといった目的を明確にしなければいけません。

あなたの会社や店のブランディングなのか、それともサービスの価値を高めるためなのか、見ているユーザーに何かアクションを起こさせるコンバージョンのためなのかといった目的の設定が不可欠です。

動画の説明

YouTubeで動画をアップロードした日付の下にテキストを入力できる項目があります。5000文字までのテキストが入力できますので、そのコンテンツの説明と共に会社や店の情報、ホームページやブログのURL、SNSのアカウント情報などを入力して、ユーザーにとって有益な情報をテキストを提供しましょう。

動画内部、最後にアクションを促す

目的が何であれ、この動画=あなたの会社や店と言ったブランディングに繋げるために動画内にはコーポレートロゴやショップロゴの使用をオススメします。

また、サービスに関連する動画コンテンツであれば尚更動画内や動画の最後にテキストを入れて予約の電話やメール、資料請求などアクションを促しましょう。

YouTubeには動画内に外部リンクを貼ることができる機能もありますが、この機能は収益化を有効にしないと利用できません。収益化を有効にするには「YouTubeパートナープログラムに同意」「Adsenseの連携」「審査を受ける」3つをクリアしなければいけません。審査を受ける条件として12ヵ月間の総再生時間4000時間、チャンネル登録者数1000人以上という条件があります。

始めたばかりの方にはハードルが高いですが、目標の一つとして掲げておきましょう。まだ収益化を有効にできないアカウントの場合は先程の様にテキスト等で促すようにします。

動画コンテンツ同士をタグでつなぐ

YouTubeアップロードした動画は「タグ」でまとめることができます。ブログでいうカテゴリーで分けることと同じ役割です。コンテンツが増えるとどうしても過去の記事埋もれてきます。このタグを利用してコンテンツ同士をつなぐと共に、訪れたユーザーによっても視聴しやす環境を作ることも大切です。

また、プロダクトローンチや複数の動画コンテンツを用いてサービスへとつなげるマーケティングを行う際にもこのようなタグは非常に便利です。

動画(YouTube)SEO

VSEO(動画検索エンジン最適化)対策の需要なポイント

VSEO対策の基礎を終えた動画コンテンツを今度はどのようにして上位表示を目指していけば良いのでしょうか。

これまでのテキストコンテンツのSEOと同様に、動画コンテンツにもGoogle、YouTubeの評価品質ガイドラインがあります。今後動画コンテンツを作成し、あなたのビジネスに繋げるためにも重要なポイントとなりますのでこれを機に理解しましょう。

キーワード選定

捉え方自体はこれまでのテキストコンテンツのSEOと同様に「ユーザーにとって有益な情報」であることには変わりありません。検索したユーザーの悩みや知りたいことを解決するコンテンツであることです。

よってYouTube上、Google上のどちらであってもキーワードの選定は非常に重要です。Googleキーワードプランナー、検索キーワードツール、Googleのサジェストなどを利用してしっかりと選定しましょう。

Google・YouTubeが評価する動画とは

YouTubeはGoogleの一部でもあるため、YouTube上で高く評価される動画コンテンツはGoogleでも高く評価されます。

よってVSEO対策=YouTube検索対策=Google検索対策=ユーザーにとっての有益なコンテンツとなります。

そのため、Googleのスニペットであるディスクリプション部分が重要視されます。YouTubeでは説明の箇所ですね。その動画コンテンツはどのようなものなのかを必ず前半部に入力し、店の情報などは後半部に入力するようにクセ付けておきましょう。

※2021年1月の時点ではYouTubeは「ハウツー」「レビュー」「チュートリアル」「スポーツ」を高く評価する傾向にあります。

総再生時間

現在のYouTubeでは、再生回数よりも総再生時間を重視しています。だからといってただ長いコンテンツを作れば良いというのではなく、あなたの作る動画コンテンツをいかに最後まで視聴してもらうかが大切になります。

テキストやBGM、効果音などを組み合わせて、途中で飽きずに視聴してもらえるコンテンツ作りをめざし、日々検証や改善を繰り返しましょう。

視聴者維持率

視聴者維持率とはYouTubeが使用しているユーザーが注目し維持できているかの指標です。あなたのチャンネル内の平均再生時間や総再生時間、総再生時間が上位の動画コンテンツなどをデータにしています。

視聴者維持率のレポートはYouTubeのヘルプページにも掲載されていますのでご確認ください。

チャンネル登録数やシェア数

SEOでいうブックマークやSNSのシェア数が評価の一部となるようにVSEOでも同様にチャンネル登録者数、SNSでのシェア数が重要となります。

ユーザーが有益だからブックマークする(チャンネル登録する)、シェアするというように、これらを増やすにはユーザーにとって「悩みの解決」「役に立つハウツー」「面白い(話題性が高い)」「感動を与える」動画コンテンツを配信するに他ありません。

最後に

最後までこの記事を読み進めて頂いた方は実感しているでしょう。VSEOとはSEOと同じようにやはり「ユーザーファースト」の動画コンテンツを配信することが最重要ポイントです。

ユーザーにとって有益な動画コンテンツを配信することで、自ずと総再生時間やチャンネル登録、SNSシェア数が後からついてくることでしょう。

それを補助する、そして視聴したユーザーが少しでも多くあなたのサービスを利用してくれるような環境設定をお忘れなく。

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