SNSマーケティングを効果的に行うために知っておくべき現実

snsマーケティング コツ
投稿日:2018年12月1日 | 最終更新日:2020年4月29日

ここ数年のインターネットの普及や4GLTEなど移動通信システムの発達により、SNSをマーティングツールの1つとして、様々な業界で用いられています。

実際のところ、SNSを用いて、効果的なマーケティングを行うことができている企業や店はほんのひと握りです。

今回は、SNSを用いてマーティング試みるあなたにとって知っておくべき現状と、対策についてシェアしていきます。

目次

効果がないSNSの運用の仕方

表題を見てドキッとするのであれば、あなたももしかすると該当しているのかもしれません。

FacebookページInstagram、Twitterなど現在では様々なSNSがあり、運用している方も多いとは思いますが、効果はいかがなものでしょうか。

複数のSNSを運用しているにも関わらず、結局のところ、間接的に、直接的に売上に繋がらなければ単なる手間です。

マーケティング担当者の業務の1つ、担当者がいなければ兼任している方もいることでしょう。

では、一生懸命SNSに投稿している、または、業務の片手間でSNSを投稿している場合どちらにしろ、売上に貢献できないのか。

「投稿の内容が悪い」という簡単な理由ではありません。時間を費やしている、費やしていないのどちらでも、しっかり成果を上げる方もいるのは事実です。

分析が甘すぎる

自社の分析、競合他社の分析、業界、市場の分析など、とにかく「知る」とこに関しての分析を怠っているため、SNSだけでなくホームページブログなどのオウンドメディア、チラシやWEB広告などのペイドメディアに至るまで、思うほど成果が挙げられない状況です。

分析には、以前記事でも挙げたような3C分析や自社の強みや競合優位性を高めるために行うVRIO分析、マクロ分析であるPEST分析、ミクロ分析に関連するファイブフォース分析、強みや弱みを表面化するために行うSWOT分析、利益が生まれるまでの業務連鎖を図るバリューチェーン分析など様々な分析があります。

分析という言葉を聞くと「大企業がおこなうものであって、私の会社や店では関係ない」と考える方が多く、実際にそう考える方の多くが、今回挙げたSNSマーケティングはじめ、様々なマーケティング活動においてお世辞にもうまくいっていません。

ここで1つの矛盾が生じます。先程の「大企業がおこなうものであって、私の会社や店では関係ない」と考える方は、自社や他社、市場や業界など全く気にしていないのでしょうか。

実際は、〇〇分析と一見難しそうな名前の分析の方法で行っていないにしろ、何らかの分析を無意識に行っています。

近所の繁盛店のメニューやSNSでどんな投稿をしているか、クーポンでの割引や店頭の立て看板(ブラックボード)のような告知体系など、また、自社の顧客についてどんな人が繰り返し来店しているか、どんな悩みを持っているかなど意識していなくとも分析を行っているはずです。

ただ、せっかく分析を始めたとしても表面上の分析だけに止まるがゆえ、自社で行うマーケティングからセールスに影響を及ぼしているのです。

SNSを用いて効果的なマーケティングを行うには?

現在行ってるSNSを用いたマーケティングを最適化するために、これから挙げる2つのポイントを押さえていくことが大切になります。

そもそもそのSNS上に見込み客、既存客がいるのか?

Facebookページが良いと聞いてはじめ、次はInstagramが良いと聞いてはじめ、、、流行りに乗って始めたは良いものの、フォロワーが増えない、投稿の内容が分からない、後回しになっていつの間にか放置気味の状態に陥る企業や店は数多くあります。

そもそも、そのSNS上に見込み客や既存客はいるのでしょうか?この質問に対しては「YES」です。全盛期よりはアクティブユーザー数は落ちるものの、必ず一定数のユーザーは存在します。

実際のあなたの顧客が普段どのSNSを利用しているかを理解することも、SNSの運用を効果的にする第一歩です。

年齢層や性別、どんな悩みを持っており、あなたのサービス他、何に興味を持っているかなど、既存客の事を深く知れば知るほどSNSなどのアーンドメディアだけでなく、オウンドメディア、ペイドメディアに活用できます。

SNSのそれぞれのアカウント1つに対して人(フォロワー)を集める

また、既存客があなたのSNSのアカウントの存在を知らない場合も原因として挙げられます。

店頭やオウンドメディアを用いてフォロワーを増やすために既存客に紹介したり、そのSNSのアカウントをフォローすることでのメリットを与える作業を行い「まずそのSNS上で見てもらう」状態にしなければいけません。

それと同時に、そのSNS上にいる見込みユーザーにもあなたのアカウントの存在を知ってもらう活動が必要です。

フォロワーが増えない=投稿するコンテンツ自体がユーザーに有益ではない有益であっても届いていない

この状況を打破するためにも先程挙げたまず「既存の顧客を知ること」と共に、「あなたのアカウントの存在を知ってもらう活動」「ユーザーの興味を引くコンテンツの作成」を日々テストしながら改善し、最適化できるまで行うのも1つです。

最終的なコンバージョンがサービスの購入や予約、来店であったとしても、その前の段階である「いいね」がどれくらいつくか、拡散はどれくらいしてもらえているかなど、コンテンツ毎に反応を探るのも準備段階としては良いでしょう。

あくまでもいいねやシェア数は中間目標であり、あなたがそのSNSの運用目的を達成するための途中に過ぎないことを常に頭に置くことも大切です。

各SNSにおける動向と特徴

それでは、これからSNSマーケティングを改善するFacebookページやInstagram、Twitterなどメディア毎にそれぞれに特徴があります。

Facebook

まずは国内月間アクティブユーザー数2800万人、月間アクティブ数56.1%のFacebookではブログなどのコンテンツ、動画コンテンツに向いているメディアです。

アクティブユーザーのメインは40代、ついで30代、50代になります。ビジネス系のコンテンツの拡散に強いため、有益なブログ投稿に向いています。また、住宅や建設、保険、地方自治体などライフスタイルに関わるコンテンツにも反応が高いことにも注目したいポイントです。

Facebook独自のアルゴリズム上、フォロワーの中でも20~25%のユーザーのフィードにしか情報が流れない特徴があります。近い時間にいいねを押したり、シェアして拡散したユーザーが興味があるコンテンツを中心に表示される仕組みと言っても過言ではないでしょう。

ログインをしていても更新頻度が低いアカウントの久しぶりの投稿や、非アクティブユーザーの投稿は極端に表示されにくいので、こまめに使っておくことをお勧めします。

Instagram

次に国内月間アクティブユーザー数2900万人、月間アクティブ率84.7%のInstagramでは、ご存知のように画像コンテンツに向いています。フィードをスクロールするユーザーの手をいかに止めることができるかが重要と言えるでしょう。

また、ここ数年では動画の方が注目されており「ストーリー」や「IGTV」の閲覧率が高いのも特徴です。

アクティブユーザーのメインは20代、ついで30代、40代となります。ある調査では特に女性の方が購買に繋がる確率が高いというデータも出ています。

運用のポイントとして、女性をターゲットにしてコンテンツに加え、こちらからの発信だけでなく、いかにユーザーがあなたのサービスや商品についてハッシュタグや位置情報をつけて投稿するかがポイントとなります。

こちらからの発信だけでなく、ついスマホで撮って投稿したくなるような仕掛け作りも需要です。

Twitter

国内月間アクティブユーザー数4500万人、月間アクティブ率70.2%のTwitterは、これまで挙げたSNSよりも比較的「発信」に向いたメディアです。アクティブユーザーのメインは20代、次いで40代、30代と続きます。

他のメディアとは異なり140文字という文字数の中で、いかに「興味」「共感」を得るツイートができるかが重要です。また、他のメディアよりも拡散率も高く、いいねやリツイートを行ったアカウントのフォロワーにまで届きやすい特徴も持っています。

ファン化に繋がりやすいメディアであり、運営するアカウントのキャラ設定やどんなことを主にツイートするかによってついてくるフォロワーが左右されます。

LINE

国内アクティブユーザー数7600万人、月間アクティブ率85%、更に日間アクティブ率に関しては全ユーザー数の70.8%のLINEは現在の国内において最も活発なSNSです。アクティブユーザーのメインは40代、ついで30代、20代となります。

人口比率の差があるのも手伝い、40代の利用者が最も多いことも注目すべきポイントです。

メールよりも開封率が高いため、ユーザーへのアプローチにも効果的なメディアですが、アクティブ率が非常にが高いため、低質なコンテンツの配信や過度な配信は即ブロックされる可能性も高いので注意しましょう。

LINE@を用いてのリピーター対策の1つとして、低コストで効果的なツールと言えます。

YouTube

SNSという括りからは少し外れますが、ここ近年利用者数の急増が著しいYouTubeは18歳から64歳までのネット人口の82%を誇ると言われています。

国内のユーザーは6200万人と公表されていますが、これはYouTubeにログインしている状態(Googleアカウントにログインしたまま)でのカウントのため、実際はもっと多くの人が利用していると考えられます。

ホームページやブログ内への埋め込みも容易な点、動画コンテンツ1分の情報量はWEBの3600ページ、180万語に匹敵するとも言われています。

また、これまでの視覚に加えて聴覚も使用するため、理解力は高く、動画を見た後の商品購入率が約65%、動画を見た方が、そのプロダクトの理解が74%高まるほどの効果もありるため、「認知」から「行動」までのそれぞれの購買心理毎に活用できるメリット見逃せません。

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最後に

これまでのSNSの運用から、効果的なSNSマーケティングとして活用できるようになるために、まずは分析をしっかりと行いましょう。

そして自社内の顧客の現状、SNSぞれぞれの特徴を活かして最適化することが大切です。

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