アクセスが少ないワードプレスサイトのSEO対策と必要なツール

ワードプレス seo対策
投稿日:2018年10月3日 | 最終更新日:2020年4月29日

Googleも推奨するブログやホームページを製作できるCMS(コンテンツ マネージメント システム)であるワードプレス。

ワードプレスにてブログやホームページを作成したら終わりではなく、そこからが始まりです。

今回はワードプレス導入後に行っていくべきSEO対策と、SEO対策に欠かせないツールについて合せて解説していきます。

目次

ワードプレスによるSEO対策

用いるテンプレートにもよりますが、他のCMSと比べてSEOに効果的ワードプレス。

ワードプレスで作成したあなたのブログやホームページを最大限に活かして、目標へと導くにあたり日々の運用は欠かせません。

基本的なSEO対策の流れとしては以下が挙げられます。

 

ワードプレス内によるタイトル、キーワード、ディスクリプションの最適化

SEOを意識したタイトル、キーワード、ディスクリプションの設定をただ、初期段階に行って終えるのではなく、一旦リリースしたコンテンツのPV(ページビュー)数が芳しくない場合は、再検討します。

その際の注意点として、「ビッグキーワードだけで構成していないか」「ミドル、ロングテールキーワード」とその意味を理解して活用できているかといったなどSEO対策の基本は忠実に行えているかチェックすることを忘れないようにしましょう。

そして、最重要事項である「ユーザーにとって有益な情報であるか」を常に頭に置き、実行できているかを客観視しながら見直します。

特にPV数が少ないコンテンツに関してチェックし、リライトを行うなど、改善しその後どう変化したかまで追及することをお忘れなく。

 

ユーザービリティ(訪れたユーザーの利便性)を考慮したサイト設計の最適化

次に、実際にあなたのサイトに訪れてくれたユーザーに対して、使い勝手の良いサイト設計になっているかを検討します。

実際にサイトを利用してみて、お問い合わせや予約フォームの位置は使いやすいか、数は足りているか、ボタンは使いやすいかなど特にコンバージョンに繋がる要素をチェックし、必要な場合は最適化していきます。

また、ユーザビリティは使い勝手を重視したデザインだけにとどまりません。

近年のではPCよりもスマホサイトからの流入数がすでに逆転しています。スマホ対応のサイトの作成はもちろんのこと、HTMLやCSS、JavaScriptなどデザインに用いているコーディングやコンテンツに使用している画像データによって、ページの読み込み速度に影響がないか最適化することも大切です。

 

コンテンツの最適化

サイトのタイトルや固定ページのキーワード、ディスクリプションと同様に、ブログ記事のタイトル、見出し、文章についても同じく最適化を行います。

記事を書いて終わりではなく、リリース後のPVの変化はどうか、実際にどんな検索キーワードからサイトに流入しているか、狙っているキーワードで検索ユーザーが反応しているかなどを把握し、思うように実績が上がっていない場合は、コンテンツのリライトや関連記事を増やしていきます。

外部リンクは操作することはできませんが、内部リンク対策は自身で行うことができるため、合わせて改選していきます。内部リンクにおいても、「こちら」「クリック」といったワードでリンクを貼るのではなく、タイトルやキーワードを含んだアンカーテキストを用いているかも重要なポイントです。

Googleアナリティクス 使い方

 

SEO対策に必要なツール

これらの基本的なSEO対策を行ううえで欠かせないツールがあります。ワードプレスにて運営をしている担当者にとっては必須のツールです。もし利用していない場合はすぐに導入してください。

 

Googleアナリティクス

もはや説明不要のサイト解析ツール「Googleアナリティクス」です。

Googleアナリティクスは、サイト全体や各ページ、ブログなどのPVや訪問者数、セッション数を期間別に解析することが可能です。

Googleアナリティクスを導入している方でもここまでしか利用できていない方が、サイト運営初心者に多い状況ですが、ツール機能はかなり詳しく解析できるため、ここではSEO対策に必要なチェック箇所を合わせて解析していきます。

解析するにあたり、ご自分や会社内のアクセスをカウントしないようフィルタにて、アクセス除外設定を最初に設定することをお忘れなく。

※そのまま設定していないとご自身や社内のアクセスまでカウントしてしまう為、正しいデータが取得できません。

初心者がGoogleアナリティクスで特にチェックすべき項目

【直帰率】直帰率とは初めてサイトに訪れた時に、他のページに移行せず、そのまま離脱した割合を指します。

また、ただ離脱した場合だけでなく、訪問から31分経過した場合や、閲覧中に午前0時を越えた場合、新しくカウントされるのはGoogleアナリティクスの仕様です。

【離脱率】離脱率とは、ページに訪れたセッションに対してそのまま離脱した割合を指します。

【滞在時間】言葉の通り、サイトの訪問時間の平均を表しています。

直帰率、離脱率ともに高いとその分、あなたのサイトからすぐに去っていると考えがちですが、必ずしもそうとは限りません。

例えば、あなたが作成したコンテンツに、検索ユーザーが求める解決策が掲載されており、解決したら、他の記事を見る必要がないと判断し、そのまま離脱する場合もあります。

重要なのは滞在時間です。滞在時間が少ないと探している内容とは違ったり、コンテンツのボリュームが少ない、ページ数自体が少ないといった原因が考えられます。

ページ別に滞在時間を解析することができますので、PVと共にチェックし、悪いコンテンツに関しては改善するようにしましょう。

続いて【ユーザー】においては特に【ユーザーの属性】で性別や年齢をチェックしましょう。

合せて【地域】にてアクセスしているユーザーの住まいエリアをチェックし、あなたの商品やサービスのターゲットと閲覧しているユーザーとが一致しているか、また新たにサービスを展開することが可能な属性がないかを確認できる項目です。

想定していた層とあまりもユーザ属性がかけ離れている場合は、サイトのキーワードやコンテンツの内容を再検討する場合もありますので、データを参考に改良案を見出す材料にしましょう。

次に【集客】においては【概要】にて、あなたのサイトにユーザーがどのように訪れたかを解析します。

また、複数のSNSを運用しており、どのSNSから、どれほどのセッションを獲得しているかもわかるため、参考にしましょう。SNSの運用をしている関わらず、そこから得たセッションが少ない場合は「フォロワー自体が少ない」「フォロワーの属性とサービスの属性がかけ離れ過ぎている」「リンクを貼った投稿のやり方に問題がある」など、様々な原因が考えられます。

Googleアナリティクスとサイトを連携することでこのようなデータも把握することができて便利ですよ。

【行動】では冒頭で解説したように【PV】から【離脱率】とった内部の数字を解析することができます。

これに加えて、どのページがよく読めれているか、逆に読まれていないかなどが把握できます。

間違えて認識してはいけない注意点として、このPVが少ないからこれまでのすべてのコンテンツが悪いというわけではないということです。特にオーガニック(検索)からの流入はドメインパワーやコンテンツの内容、キーワードの選定など様々な要素が組み合せからなるものだからです。

また、【サイトコンテンツ】>ディレクトリーで、どのカテゴリーが読まれているか、>離脱ページでどのページから離脱が多いかを把握し、改善材料にします。

【コンバージョン】では目標に対しての割合や、どのような経緯で目標を達成したのかという目標達成までのプロセスも解析が可能です。

Googleアナリティクスは使いこなせばこなす程、サイト自体が丸裸になるほど細かく解析できるため、私たちマーケターも重宝するオススメのツールです。

サーチコンソール

続いてGoogleなアナリティクスと同様に必要不可欠な「サーチコンソール(Seach console)」です。

Googleアナリティクスはサイトの内部を解析するのに対して、サーチコンソールではどんな検索キーワード(検索クエリ)でサイトに訪れたかが解析できる特徴を持っています。

Googleアナリティクスとの設定を連携することをまず最初に行いましょう。

 

初心者がサーチコンソールで特にサーチコンソールでチェックすべき項目

サーチコンソールでは、冒頭でお伝えしたように検索クエリが解析できます。

【検索での見え方】

検索での見え方の項目では特に【HTMLの改善】について注目しましょう。

ここでは、重複したディスクリプションの改善するべき点を把握することができます。

【検索アナリティクス】

検索クエリからGoogleの検索結果に表示されているあなたのコンテンツをどんなキーワードでクリックしたか、その数、表示回数(Google上で表示されえた回数)、平均クリック率、計金掲載順位の項目をクリックして選択することで同時にグラフにて表示することが可能です。

ポイントとして、クリック数の検索クエリを把握だけでなく、クリック数だけでなく、どのページがクリックされてるかも解析が可能なため、あなたのサイトのPVを増やす対策の材料になります。

その他、短日から期間別のクリック数も解析ができるため、急にPVの増減の原因追及にも役立ちます。

【サイトへのリンク】

Googleの評価のSEO評価の1つである、外部リンクとその詳細が解析できます。

クリックして先に進むことで、外部リンクを受けているページ、更にどのサイトからリンクが張られているかもわかりますので、是非チェックしましょう。

【内部リンク】

サイトへのリンクと同様に、サイト内でのリンクとその数も解析が可能です。

ここでのポイントとして、サイト内のコンバージョンページの内部リンク数を確認しましょう。

例えばお問い合わせフォームや予約フォーム、商品購入ページの内部リンクが少ない場合、ユーザーがお問い合わせや予約なとができない業況に多く遭遇するという可能性が高くなります。

ユーザーの利便性を考えたサイト作りへの改善へと役立てましょう。

【モバイルユーザビリティ】

モバイルユーザビリティもSEO対策では重要事項です。

このモバイルユーザビリティの項目では、サイトエラーに該当するページを表示してくれます。

モバイルユーザビリティは検索結果にも影響するため、サイトエラーに該当したページがある場合は、早急に改善しましょう。

【クロール】

クロールの項目で特に重要なものとして【Fetch as Google】です。

コンテンツを新たに投稿したり、既存のページを更新した際にこのFetch as Googleを使用して、URLを更新し、Googleのクローラーを呼び、出来るだけ早くインデックスに反映させることを目的とします。

何度も更新することでクローラーが早くインデックスするわけではありませんので、合わせて覚えておきましょう。

【サイトマップ】

最後にサイトマップの項目です。

プラグインでAll in SEO PackやYoast SEOを利用している方は、機能についていますが、利用していない方は、ここから定期的にサイトマップを更新しておきましょう。

 

最後に

ワードプレス初心者向けに、SEO対策を行うべきポイントと、SEO対策を行う上で最低限必要なツールと概要について解説しましたが理解できましたでしょうか。

弊社、繁盛マーケティングでは、サイト制作からSEO対策に関して、改善案の立案、アドバイスまで行うサービスも展開しています。

マーケティング担当に経験者がいない企業や店舗、これまで行っているにも関わらず成果が上がらずお悩みの方は、ご気軽にご相談ください。

 

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